こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
YouTuberという職業が、文化になりつつあります。
「逃走中」や「ミュージックステーション」など、テレビにも進出しています。
子どもたちと一緒にワクワクしながら見ていました!
最近のテレビは、いつも、SNSやネット界隈のブームにあとからついていっている感じがします。
ネット発のムーブメントがテレビを動かす。
ほかにも、AbemaTVに元SMAPの3人が出演するなど、テレビができなかったことがネットならできる、という印象です。
次男の将来の夢はYouTuber
子どもたちが、YouTuberに夢中になる理由はわかります。
常に新しい動画がアップされるスピード感。
話題のゲームやガチャガチャ、おもちゃなど、興味を引く動画ばかり。
大人から見ても、公序良俗に反することはしないので、安心して見ていられます。
テレビも普通に見ていますが、憧れの対象ではなくなっていると感じます。
そんな中、子どもたちの視線がYouTuberに向くのは自然なこと。
そんな流れの中で、当然のことのように、次男(8歳)が、将来の夢はYouTuberだと言い出しました。
多くの小学生が、将来の夢にYouTuberを挙げている時代です。次男よ、お前もか。
YouTuberがいい・悪いじゃなく、向いているかどうか
親として、職業としてのYouTuberを、容認したくないという方も多いでしょう。
不安定だ、将来性がない、世間体が悪い…など、理由はさまざまだと思います。
私は、そこは全然かまわないと思っています。
本人に、本当に表現したいことがあって、それをもって世の中の人を楽しませたい・たくさんの人を感動させたいなどの意欲があるのなら。
そのための手段として、YouTuberが最も適しているなら。
ですが…。客観的に見て、次男は、向いてないだろうな~と思います。
動画を見て単に面白がっている、受け取る側であって、自分から何かを発信するタイプじゃないからです。
普段、口にする言葉も、空気を読んでいないというか、「え?今それ言う?」とちょっとイラッとすることが多いので、万人受けする動画が作れるとは思えないです。
我が子だからといって「頑張れ♡君なら何にでもなれるよ♡」とは言えないです。
その代わり「本当になりたいなら、努力が必要だよ」と、具体的に目指すためのアドバイスを伝えます。
本当にYoutuberになりたいなら努力が必要
我が子に対して、辛辣なことを書きましたが、子どもは成長するもの。
彼自身が本当にYouTuberになりたいなら、相応の努力をして、そうなれる自分を目指すべきです。
YouTuberに必要とされる素質は、素人の私がパッと思いつくだけでも、いくつもあります。
- 流行に敏感であること
- 自己プロデュース力
- オリジナリティ
- 真面目にふざけられること
- 動画編集スキル
- タブーを見極める力
- 根気・体力
自分ひとりでやるなら、すべてをまんべんなくできるオールラウンダーでないと厳しいでしょうね。
何か一つだけ得意なことがある、という人は、欠点を補ってくれる誰かとタッグを組むなど、工夫する必要があります。
世界を広げて、世の中を見渡そう
将来の夢と言っても、自分が触れてきた世界にある職業しか知らないのです。
そもそも、知らない職業には、なりたいと思うきっかけもありません。
そのため、「将来何になりたいの?」と聞かれると、ワンパターンになりがち。
学校の先生、病院の看護婦さん、お花屋さん、サッカー選手、マクドナルドの店員さん…そういうものが挙げられることになります。
一般企業に務めるサラリーマンが、どんな仕事をしているのか、子どもには接点がないので知ることができません。
それに、サラリーマンと一言で言っても、様々な仕事がありますよね。
YouTuberだって、実際には、表に立っているその人ひとりだけでなく、それを支える人々がいます。
ネット広告の企画・運営をするポジション、プログラマー、などなど。
YouTuberをバックアップする、株式会社UUUMも、求人採用を行っています。
まずは、世の中にある仕事ひとつひとつを、なるべく多く知らなくては始まりません。
その上で、自分に何が向いているのか、どんなことならできるのか、見つめてほしいですね。
大人が仕事の楽しさを伝えなくてはいけない
私は、子どもたちに、普段どんな仕事をしているのか話しています。
営業職なので、どんな商品を提案しているのか、相手はどんなお客様なのか、私の介在価値はどこにあるのか…そんな話をします。
私は仕事が好きで、しんどいこともあるけど、とても楽しんでいるので、そのことも合わせて伝えています。
愚痴ばかりでは、「大人になったら仕事をしないといけない、辛くて大変そう。大人になりたくないな」と思ってしまいます。
子どもたちには、「早く大人になりたい。大人って楽しそう」と思っていてほしいです。
大人って、自由と責任の両方があって、とても楽しい。
そのためには、身近な周りの大人が、イキイキと働いていないといけませんね。
成長とともに見えてきた、子どもたちの個性を、いい方向に使って、彼らが自分らしくいられる仕事を見つけてもらいたいですね。
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世の中には、自分の仕事に満足していない人が多くいるのも事実。
そんな人も、自分に合った環境に身を置けるようになればいいなと思います。