こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
今の若者が、いちばんお金を使っているものってなんでしょう?
税負担が、昔よりも重くのしかかってきているのです。
そのため、昔の若者のように、車や旅行やゴルフにお金を使えません。
物価も上がっているし、生活するだけで精一杯です。
この記事では、誰もが今から取り組める節税対策をご紹介します。
- ふるさと納税
- 確定拠出年金
20代・30代の方はもちろん、シニアの方も相互理解のためにご覧下さいね。
昔と今では違う!「若者の〇〇離れ」はお金がないから
「若者の〇〇離れ」という言葉。○○の中には、このようなことが当てはまります。
- 車
- ゴルフ
- 映画
- 新聞
- 読書
- 結婚
- タバコ
- テレビ
懐古主義というか、「昔は良かった」的な見方を感じるから。
それに、その物事から離れた理由を、若者の責任として押し付けているように感じて、さらにモヤッと…。
「〇〇は楽しい・良いものなのに、離れた若者はバカだよね」「〇〇をやらないで、スマホばっかりしてるんでしょ」とか、見下されている感じなんです。
若者にお金がない原因は、税金が高いから!
今の20~30代には、とにかく税負担が重くのしかかっています。
健康保険料、厚生年金はどんどん上がってきていますし、住民税も高い。
今の定年後のシニアや、60~70代の方が、現役でバリバリ働いていた頃とは、様変わりしているのです。
今時の若者に対して物申す年配の人は、この30年間の事実を良く噛み締めて欲しい
・消費税 0%→8%
・健康保険 約8%→約11%
・年金保険料 約10%→約18%荒っぽく計算して、2割くらい手取りが減ってるようなもん。
手取り20万なら4万円、年収400万なら80万円、消えてるんだぞ・・・— mhl@元カリフォルニア移民 (@mhl_bluewind) 2018年5月13日
今の若者は何にお金使っているんだ
という質問に対して、
税金ですね
と答えると黙るのでおすすめ— ろく (@roku666roku1) March 23, 2018
会社の上司がなんで若者車を買わないんだろうねって言ってきたから、
年収200万がほとんどだし、3割税金ですし無理ですって普通は。
っていったら目を丸くしてた。
— おじか (@niseozika) March 24, 2018
【実録】アラフォー正社員の給与の額面と手取りを公開
そこで、実際に、私(正社員・営業職・36歳女性)の給与明細を公開します。
端数を多少丸めています。
基本給 | ¥200,000 |
勤務手当 | ¥47,000 |
通勤手当 | ¥3,000 |
インセンティブ | ¥11,000 |
地域手当 | ¥5,000 |
DC掛金 | ¥-30,000 |
総支給額 | ¥236,000 |
健康保険 | ¥11,570 |
厚生年金 | ¥23,790 |
雇用保険 | ¥719 |
所得税 | ¥4,770 |
住民税 | ¥13,900 |
控除計 | ¥54,749 |
差引支給額 | ¥181,251 |
総支給額の約20〜30%が税金に消えている
表からも分かるように、総支給額のうち約20%は保険や税金として天引きされています。
年収が上がれば上がるほど、引かれる金額も多くなり、年収900万を超えると所得税は33%にもなります。
それに、厚生年金がとても重く感じます。
いきなり年金がゼロになることはないはずなので、義務として納めていますが、やっぱり将来もらえるのかどうかは不安。
手取りを増やす!若者が自分でできる節税方法
どれだけ働いてお給料が上がっても、税金が高くては、いつまでも手取りが増えません。
そんな状況をなんとかするために、節税が大切。
若者の税金対策|ふるさと納税で住民税を節税
ふるさと納税は、本来住んでいる自治体に支払うの住民税を、自分の好きな自治体に寄付という形で支払うことができます。
返礼品として、お米やお肉などがもらえます。
翌年6月以降の住民税が安くなり、実質2000円の自己負担で済むことが、人気の要因。
私は、2017年にふるさと納税を初めてやってみて、2018年6月以降の住民税は、その分安くなりましたよ。
若者の税金対策|確定拠出年金で将来に備える
前述の給与明細で「DC掛金」となっているのは、会社で導入している確定拠出年金の掛金です。
会社に制度がない方も、個人型(iDeCo)に加入できます。
国の年金制度は、支給額が減ったり、支給開始年齢が引き上げられる可能性があります。
だけど、確定拠出年金なら、「じぶん年金」が作れるんです。
- 掛金が非課税
- 運用益も非課税
- 受け取り時も非課税
私の場合、毎月3万円、非課税で拠出。
その掛金で投資信託などを積み立てていて、徐々に増えています。
60歳になって受け取るときには、まとまった金額になっている予定。
今の時代、昔の常識は通用しない!若者は生き延びるために税金の知識をつけよう
昔は、就職して働いていれば、年功序列でお給料が上がって、退職金がそれなりにもらえて…というのが普通でした。
結婚して子どもを生んで、家と車を買って…という人生が、今は当たり前ではなくなっています。
税金を減らして、手取りを増やすために、「ふるさと納税」と「確定拠出年金」を活用しましょう。
お金の知識を身につけて、なんとか生き延びたいですね。
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会社も仕事も好きなので、さらに売上を上げて、貢献して、自分の価値を高めていきたいです。
同時に、残業を減らして、時間あたりの生産性も上げていきたいです。