いろいろありまして…👀
仕事をセーブすることになりました。今までより、1時間早く家に帰ってきて、家族のサポートをします💨
そのため、お給料が月5万円減ります💦キャリアは手放したくないけれど、今は耐えるとき。仕方がない😢
ブログで稼ぎたい目標金額を上げなくちゃ💰— シーア @投資ときどき読書ブロガー (@seer1118b) 2018年9月25日
10月から、私の仕事を時短勤務にすることにしました。
子どもが中学生なのに、今さら時短勤務?と思われるかもしれません。
本来なら、子どもの手が離れて、仕事に本腰を入れられる時期だと思います。
ですが、子どもが大きくなっても、親の力は必要なのだと思い知らされました。
思春期・不登校…子どもが大きくなったからこそ、ぶち当たる壁もあって、その対応のためには、家にいる時間が必要でした。
- 子どもが中学生の今、時短を選んだ理由
- 時短勤務のメリット・デメリット
- もう一度時短を取れるかどうかは、会社の制度と風土による
子どもが中学生の今、再び時短勤務をする3つの理由
私が、もう一度時短をとることに決めたのは、主に3つの理由があります。
- 長男の不登校の対応のため
- 子どもと過ごす時間を増やしたかったから
- 働き方を見つめ直すため
ひとつの理由が大きいというよりは、複雑に絡み合った結果、時短勤務を選びました。
長男の不登校。ママが家にいると安心らしい。
中学1年生の長男が、不登校になりました。
不登校の原因がない・わからない場合の対処法を児童精神科医に聞いてみた【中学1年生男子】にも書いていますが、原因がわからない状態です。
長男自身が、ひとりで家にいたいと願っているなら話は別ですが、彼は「ママが家にいたらうれしい」と言うのです。
正直、この年齢で、母親が家にいることを望むとは思っていませんでした。
ですが、経済的にも、私の自己実現の意味でも、100%仕事をやめて、専業主婦になることはできません。
長男には、こう言いました。
長男も、さすがにそこまでは希望していないし、もう中学生なのでお金のことだって理解しています。
私が18時まで働いていたときは、定時に会社を出られることは稀でしたし、早くても帰宅が19時近くになるのが常でした。
塾が18:30からなので、私と顔を合わせないまま塾へ出発していたのが、どうやら心細かったようです。
長男とも相談の結果、「1時間早く帰ってきてくれたら十分」だと言われ、決断に至りました。
子どもと過ごす時間を増やしたかったから
長男の不登校が始まってから、半休をとったりして、子どもと接する時間を意識的に増やしていました。
幸い、勤続年数が長いため、有給はたくさん余っていたのです。
時間をかけて、子どもたちと会話する中で、長男がポロリと「ママの帰りが遅い日は、俺も○○(弟)も寂しかった」と言われたのが胸に突き刺さりました。
これまで、定時は18時まででありながら、仕事が終わらなければ、残業をすることも多かったんです。
普段は、遅くとも19時までには会社を出ていましたが、本当に切羽詰った日は20時くらいまで会社にいたことも…。
そうすると、帰宅は20:30頃になります。
そんなとき、子どもたちに「ごめん、ママ帰るの遅くなるわ〜」と連絡すると、長男は決まって「ママ大変やな〜。頑張って」と言ってくれていました。
本当は、早く帰ってきてほしいと思ってたけど、私が仕事を頑張っているのは知っていたから、言えなかったんですね。
働き方を見つめ直したい。今まで仕事に夢中になりすぎた
仕事も子育ても、両方欲張りたい!ワークライフバランスに大切な10の要素にも書きましたが、私は、会社で初の産休・育休取得者でした。
育休から復帰したばかりの頃こそ、ペースダウンして働いていましたが、長男が小学2年生になったとき、フルタイムに戻しました。
上司には、私のスキルを伸ばしてもらったし、最大限活かせるステージを用意してもらって…
だけど…子どもが本音では寂しいと思っていることにも気づかず、仕事に夢中になりすぎていたことを、こんな形で突きつけられました。
家庭と仕事のバランスが取れていたとは、とてもいえません。
もう一度、原点に立ち返って、子どもを最優先に考えた、バランスのいい働き方を再構築したいと思いました。
長男は、お腹が痛いと言って、学校だけでなく、塾にも行けていない…だけど、休日や趣味の外出は、問題ないようです。
放っておくと引きこもってしまうので、時短とは別に、有給を取るなどして平日に外に連れ出すつもりです。
時短勤務のデメリットを3つ解説
時短勤務には、当然のことながら、デメリットもあります。
- 給与は大幅にダウン
- キャリアアップは一時おあずけ
- 仕事を減らしてもらえないと帰れない
他の社員よりも、勤務時間が短いので、いずれも仕方がないものです。
デメリットがあることは、あらかじめ理解した上で、時短を取得することを決めたので、後悔はありません。
時短を取った社員がどのように扱われるのかは、会社による部分が大きいはず。
お給料は大幅にダウン。たった1時間でこんなに…?
正直言って、お給料が減ることは、いちばんダメージが大きいです。
ここ3年くらいで、仕事ぶりを認めてもらえるようになって、どんどんお給料が上がっていっていたので、なおさらです。
以前まで | 10月から | |
基本給 | ¥200,000 | ¥175,000 |
勤務手当 | ¥47,000 | ¥30,000 |
通勤手当 | ¥3,000 | ¥3,000 |
インセンティブ | ¥11,000 | ¥10,000 |
地域手当 | ¥5,000 | ¥4,375 |
DC掛金 | ¥-30,000 | ¥-30,000 |
総支給額 | ¥236,000 | ¥192,000 |
基本給と地域手当は、勤務時間が8時間から7時間に変わったため、単純に7/8になっています。
勤務手当は、これまで、みなし残業代を含んだ金額になっていました。
これからは、残業をしなくなるので、みなし残業はつかなくなります。
そのかわり、勤務年数やキャリアに合わせた手当がついて、若干の救済になっています。
インセンティブは、月によって差があるものなので、決まったわけではありませんが、時間が短くなる分、業績にも影響することは間違いないでしょう。
ここから健康保険、厚生年金などが約15〜20%引かれるので、手取りは16万円台になる見込みです。
キャリアが停滞することを受け入れないといけない
会社には感謝しているし、恩返しの意味で貢献したいと思っています。
だけど、思いがけず、このタイミングで再び時短を取ることになり、ブレーキがかかった形。
自分がイチから大きくした仕事、取り組んできたプロジェクト、築いてきたキャリア…
退職ではないので、全てがゼロになるわけではありません。
もっとやりたいこともあったし、こんな中途半端で手離したくない気持ちもあります。
今は、子どもや家庭が優先だから、耐えるときなんだと思って、いったんペースダウンを受け入れます。
うちの会社は、一度時短を取ったからといって、昇進の可能性がなくなるような企業体質ではありません。
上司も「長くても数年のことだから、すぐ取り返せる」「子どもが落ち着いてからでも、全然追いつける」と言ってくれています。
時短しても、帰れなくては意味がない。勤務時間に対して、業務量は適正?
時短勤務になったとしても、業務量が変わらないと、とても17時には帰れません。
うちの会社では、時短の人が残業をすると、残業代が発生するため、フルタイムの人よりもお給料が多くなる可能性が出てしまいます。
会社としては、そんな逆転現象は避けたいので、私の業務量を減らそうと対処してくれています。
時短勤務をするに当たって、担当の顧客を後輩に引き継ぐなどしました。
また、引き続き担当するお客様にも、時短勤務になったことをお伝えして、了承を得ましたよ。
全部が全部、コントロールできるわけではありませんが、できる限り効率よく働けるように努力します。
会社の制度の問題。もう一度時短が取れる企業は多くない?
今回、子育てにコミットする時間を得るために、時短勤務を決めました。
しかし、企業によっては、時短勤務を「子どもが3歳まで」「子どもが就学するまで」などと定めているところもあります。
時短勤務といえば、産休・育休から復帰するときにとるイメージ。
子どもの成長とともに、育児にかかる時間は軽減され、フルタイムで働けるようになるのが一般的です。
子どもが大きくなったらなったで、また違った悩みが出てくるもの。
不登校だけでなく、子どもの受験のサポートや、習い事の送迎など…
子どもの性格はいろいろですし、家庭ごとに、親の力を必要とするタイミングは異なります。
私の会社には、短時間正社員の制度があります。
子育てとの両立のために使う人が多いのですが、今後、親の介護など、別の理由で取得する人も出てくるでしょう。
旧来の会社では、型にはまった制度しかないところがほとんど。
そういう企業体質だと、新しい制度を作るのも簡単ではないし、例外が認められにくいですよね。
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