こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
家は、人生で最も大きな買い物。住宅ローンは、家計に大きくのしかかります。
我が家は債務整理中で、銀行から見ても不安定な状態ですが、住宅ローンの借り換え・金利引下げに挑戦してみました。
これから家(または分譲マンション)を買おうという方や、もう購入して住宅ローンを抱えている方、高額で長期間のローンが払っていけるのか不安な方の、参考になりますように。
我が家の住宅ローンを大公開
今住んでいる分譲マンションは、買ってもうすぐ10年になります。
2008年に、3200万円を変動金利35年ローンで借り入れました。
残り約25年で、2500万円残っています。変動金利で1.075%。
借りる前に想像していたよりも、今の方が重く感じます。
住宅ローンだけでなく、我が家には夫の借金が約420万円あります。
住宅ローンと並行して、夫の借金の返済をしつつ、子どもの学費・老後のための貯蓄もしなくてはなりません。
月々の負担は、住宅ローン+管理費等で約12万円
住居費全体で見ると、毎月約12万円の出費があります。
内訳は、毎月の住宅ローンの返済に加えて、分譲マンションなので、管理費や駐輪場の月極費用がかかっています。
- 住宅ローン 93,238円
- マンション管理費など 25,900円
- 計 119,138円
家計に占める住居費の割合は、25~30%。
ほかをどれだけ節約しても限度があるし、固定費はできる限り低くしたいところ。
もうちょっと、借りる前によく考えたほうがよかったかな~と思っています。
もちろん、住宅ローンを組む前には、夫が借金することを予知できたはずはないんだけど…。
少しでも現状を改善したい!
今よりも現状を良くする手段を、建設的に考えてみました。
住宅ローンの借り換えを検討してみた
我が家の住宅ローンは、大手メガバンクで組んだため、変動金利で1.075%。
マイナス金利と言われる昨今、ネットバンク等ならもっと金利が低くできるはずで、0.444%といった低金利のものも見かけます。
そこで、住宅ローン借り換え一括審査申込みに申し込んでみました。
約70銀行の住宅ローンを、条件に基づいて一括比較するというもの。
これだけ選択肢があれば、どこかしらの銀行でうまくいきそうな気がしてきますね!
任意整理中の借り換えは難しいけど、絶対ダメと決まったわけではない
夫の借金は、債務整理をして、利子をチャラにしてもらった状態。
https://www.seer1118.work/entry/no-interest
債務整理をすると、個人信用情報に事故情報が登録されます。
クレジットカードは持つことができませんし、新たなローンの審査に通らなくなります。
一般的に、債務がある状況では借り換えは困難と言われています。
銀行側からすると、回収不可能になるリスクを抱えることになるから。
任意整理でお世話になっている、司法書士さんに聞いてみました。
債務があるからといって、絶対に借り換えができないと法律で決まっているわけではありません。
その際、債務整理中である旨は、聞かれない限り積極的に話さないで良いです。
住信SBIネット銀行の仮審査には通ったけど、債務整理中は借り換えNG
司法書士さんのアドバイスに従って、さっそく住宅ローンの仮審査申し込みをしました。
まずは、金利が低くて、自分も口座を持っている住信SBIネット銀行にしてみました。
すると、ほんの数分で「仮審査終了のお知らせ」というメールが来て、正式審査に進むために申込書類を郵送するという内容でした。
ちょっと期待しましたが、任意整理中であることを伝えていないので、ちょっと不安。
大事なことなので、隠しているような気分です。あとから怒られたら怖いな~。
念のため、電話で問い合わせてみたところ「債務整理中は借り換え不可」と直接言われてしまいました。
もし、このまま正式審査に進んだとしても、事故情報は銀行が調べれば分かることなので、正式審査には通らなかったでしょう。
りそな銀行にも借り換えを申込んだけど玉砕
実は、他の銀行の住宅ローン借り換えの仮審査にも申し込んでみました。
オンラインで申込時にこのように記載しました。
- 任意整理中で他社に420万の残債があること
- 住宅ローンは省いて債務整理をして、きちんと返していくこと
- これまでも住宅ローンの返済遅延はなかったこと
もう前回みたいに、期待して待つのはしんどかったから。
その結果、1週間ほど経ってから薄っぺらい封筒が届きました。
「審査の結果、ご融資は見送らせて頂くことになりました」とのこと。
三菱UFJ銀行に、金利引下げ交渉
三菱UFJ銀行では、すでに9年間住宅ローンを組んでいて、返済は滞ったことがありません。
そのお取引の実績を踏まえて、優遇してもらえるかもしれない、と期待しました。
金利の引き下げでも、再度信用情報の審査はあります。※銀行によって異なる
もし金利が下がらなかったとしても、何もペナルティはないので、試しにやってみる価値はあります。
三菱UFJ銀行に電話してみた結果、交渉失敗
住宅ローンの契約者は夫なので、夫から三菱東京UFJ銀行に電話してもらいました。
電話で契約者情報を聞かれたあと、このように言われましたが、3分後くらいに折り返し電話がかかってきました。
ちょっと食い下がりましたが、結論は変わらず、交渉には応じてもらえませんでした…。
あまりにもかかってくるのが早かったので、信用情報を見て「この状況では他行には流れない」と踏んだ可能性があります。
交渉が功を奏するのは、顧客に選ぶ権利があって、その気になれば借り換えが可能な場合なのかも。
借り換えができなさそうな人に対して、金利を下げることはないのでしょう。
住宅ローンは三菱UFJ銀行で現状維持
いろいろ模索してみたけれど、我が家の住宅ローンはこのまま三菱UFJ銀行の1.075%でいくしかなさそう。
でも、チャレンジした結果なので、受け入れるしかありません。
これまで、粛々と住宅ローンを返済することしか考えてこなかったけれど、もっと早くチャレンジすればよかったな。
いざ、借り換えや金利引き下げなどのアクションを起こすとなると、借金が大きなネックになることが、身にしみて分かりました。
やはり、住宅ローン以外の借金は絶対にしてはいけません。
お金が貯まる住宅ローンの返し方
こういった本を読むと、住宅ローンを組む前に、もっと勉強しておけばよかったかな~と思いました。
横山光昭さんの著書はいくつか読みました。
家計再生コンサルタントという名の通り、家計の見直しや無駄を省くという視点や、繰り上げ返済のタイミングなどについて書かれています。