こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
子どもとゲームとの付き合い方、距離のとり方に、悩んでいるご家庭は多いでしょう。
我が家では、長男が隠れてゲームをしていたという事件がありました。
子どもの年齢にもよりますが、私はあまり制限せず、ある程度、自由な中で自制心を養ってほしいという方針でした。
- 親の私もゲーム好き
- ゲームがコミュニケーションの材料に
- 一概に禁止しても、根本的な解決にはならない
- やるべきことをやってからゲームで遊ぶ習慣をつけたい
この記事では、ゲームを一概に禁止するのではなく、子どもがゲームと上手に付き合いながら楽しむ方法を考えました。
ママになってもゲームは好き。だから子どもの気持ちもわかる
小学生の頃、ドラクエ4をプレイしてドハマリしてから、ずっと何かしらプレイしています。
ドラクエシリーズはずっと好きだし、聖剣伝説とか、ロマンシングサガとか、かなりやりこんだなぁ。
他にも、魔導物語、モンスターハンター、三國無双、トルネコの大冒険とか…。
鈍臭いので、アクション系は下手ですが、やるのは好きです。RPGが多めですね。
子どもができてから、以前より圧倒的にプレイする時間は減りましたが、それでも好きなものは好きです!
ママになっても、自分を犠牲にするつもりは一切ありません。
とはいえ、ゲーム以外にも興味のあることがたくさんあるので、ゲームばかりというわけにはいきません。
やりたいけど、手を付けられないから買っていないゲームもいっぱいあります(お金もないし)。
子どもたちももちろんゲーム好き。親子で一緒に楽しめる
子どもが赤ちゃんの頃と違って、今は、子どもたちも、一緒にゲームで遊ぶことができています。
三國無双やマリオカートは二人で協力プレイしたりして、めちゃくちゃ楽しいです。
子どもたちは、アクション系が本当に上手で、いつ見ても感心します。
昨年5月に、次男のお誕生日プレゼントとして、ニンテンドースイッチを買いました。
次男だけでなく、家族全員遊びまくっているので、買ってよかったなぁと思っています。
買ったときは、品薄でどこのお店にも売っていなくて、各種サイトを巡っては、入荷があるかどうかチェックしていました。
結局、楽天ブックスで買いました。今はもう、十分在庫があるみたいですね。
次男はスプラトゥーン2がお目当てでしたが、そのときはまだ発売していませんでした。(2017年7月発売)
Switch本体と同時に、「マリオカート8 デラックス」を買いました。
その後に買ったスプラトゥーン2は、私も絶賛ハマり中です。
私の趣味で買った「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」は、家族全員ハマっていました。
それぞれ自分のデータを作って、各自プレイしています。
「まだそこまで行ってないから、ネタバレせんといて」とか、逆に「ここ、分からへんから教えて」とか、コミュニケーションの材料になっています。
長男は、小学校3年生になる直前に、ニンテンドーDSを買ってから、妖怪ウォッチやポケモンなどを主にプレイしています。
どちらもシリーズ物で、新しいゲームが次々出るので、お誕生日などに少しずつ買い増しています。
少しずつしかソフトが増えないので、どれもかなりやりこんでいるみたいです。
私も、ちょっとだけ、妖怪ウォッチやらせてもらいましたよ。
ストーリーが凝っているし、妖怪と友達になるのもコレクター魂がくすぐられます。
子どもに人気が出るのもうなずけます。
長男の悪事|隠れてゲームをやっていた
好きなことを書くと、ついテンション上がってしまって、前置きが長くなりました。
ゲームが好きなのは良いのですが、長男が、隠れてゲームをやっていた事件がありました。
諸悪の根源はゲームではなく、自制心のない子ども自身
長男は、習い事をサボったり、宿題をなかったことにして、その時間にゲームをしていました。
つまり、長男の悪事の出所を紐解いてみると、全てはゲームのせいということになってしまうのです。
ゲームが悪いわけではない!ゲームのおかげで得たものもある
全ての諸悪の根源を、ゲームに求めるのは間違っています。
ゲームのおかげで、多くのものを得ています。
楽しい体験や時間、新しい知識、感動、家族や友達との話題作り、コミュニケーションなど…。
【ゲームで得たもの1】長男に主体性が芽生えた
小学生って、学校が終わったあとに「今日遊ぼ!」と誘い合って、公園に行ったり、友達の家に行ったりするものです。
でも、長男は、小学校に上がってから、ゲームを買い与える小学校3年生までの間、自主的に友達を家に呼んだことがありませんでした。
(親同士で約束した子が遊びに来ることはありましたが)
共働きなので、平日は学童に行っていますし、土日はお互い用事があるのかないのか分からないからです。
たまたま公園に行って、友だちがいれば遊ぶ、いなければ兄弟で遊ぶ、などといった、未就学児のような遊び方を長らくしていました。
でも、ゲームを買ってから、初めて「学童に行かずに、放課後に友達と公園で遊びたい」と言い出しました。
友達とゲームを持ち寄って、通信で(妖怪ウォッチの)妖怪を交換したいからです。
それまで、長男は、良く言えば従順で、悪く言えば主体性がありませんでした。
学童に行くことになっているから行く、親が行けというから行く、という感じ。
例えば「学童、行きたくない」とか「もう、ひとりで家で過ごせるよ」と、自分の意見を語ったこともありませんでした。
与えられた環境に、一切疑問を持たなかったのです。
そんな長男を、ゲームが変えました。
ゲーム歴の長い友達に、強い妖怪をもらったり、ゲームをしたい子同士で集まったり、積極的に働きかけるようになったのです。
【ゲームで得たもの2】次男がアルファベット・ローマ字を覚えた
ゲームのおかげで、次男は、ゲームのおかげでローマ字・アルファベットを覚えました。
次男がハマっているゲーム、マインクラフトでは、MODが多く公開されています。
MODとは…パソコンゲーム用の改造データのこと。
個人が作って公開しているものが多く、バージョンが違ったら動作しなかったり、データに異常をきたすこともあります。
あくまでも、導入は自己責任で。
次男は、憧れのYouTuberたちがMODで遊んでいる動画を見て、自分もやってみたくなったのです。
次男の手書きのメモと、夫の協力で、いくつかのMODを入れることができたそうです。
次男は、長男と違って、お勉強は普通にできます。
でも、ひらがな・カタカナも怪しかったのに、好きなことだったらアルファベットだって覚えられちゃう。すごいですよね。
問題は、やるべきことをやらずにゲームに流れる弱い心
長男が習い事をサボっていた記事でも書いたように、長男は、習っていたスイミングをあの手この手でサボって、隠れてゲームをしていました。
その次に習った柔道でも、サボって家にいました。
この目で見たわけではありませんが、きっとゲームをしていたでしょう。
でも、前述の通り、ゲームそのものが悪いわけではありません。
やるべきことをやらず、自制できず、易きに流れて、欲求のままにゲームばかりに偏ってしまうこと。
目の前にゲーム機があって、プレイしたい誘惑にかられても、「いや、ちゃんと宿題を終わらせてからにしよう」と心に決めて、実行する必要があります。
自制できないなら、ゲームをする資格はありません。
私だって、ゲームやりすぎて深夜1時まで遊んでいても、翌朝はちゃんと起きて、犬の散歩や子どもの世話をして、9時前には会社に行きますよ。
ゲームを禁止しても、根本が変わらない限り解決にならない
表面的には、ゲームを禁止すれば、改善すると思っていました。
習い事のサボりや宿題のごまかしは、自動的になくなるものだと。
しかし、そううまくはいきませんでした。
なぜなら「平日はゲーム禁止」にしていた時期にも、習い事のサボりはあったし、宿題も理解できていなかったからです。
1日30分などの時間制限はなし
よく、1日30分などと、プレイ時間を決めているご家庭もありますよね。
でも、今は、やるべきことさえちゃんとやっていれば、プレイ時間等に制限は設けていません。
- 宿題をやってからゲームをする
- ゲームができるのは夜9時まで
- 兄弟で譲り合って仲良く遊ぶ
時間を制限することで、かえって問題が大きくなった
一時期は、ポイント制にしたこともありました。
例えば、犬の散歩や掃除など、家のお手伝いをしたら、ポイントがもらえます。
そのポイントの分だけ、ゲームができるという決まりです。
「ポイントを使ってゲームをやった」ということにして、実はポイントを減らしていなかったとか…。
親の私が、ポイントを管理するのが非常に難しかったのです。
また、兄弟間で、どっちがポイントを多く使っただとか、余計なもめごとが増えました。
その結果、プレイ時間が平等でなくなったり、さらなる争いのもとになりました。
兄弟は基本的に仲がいいのですが、ケンカしている声を聞いていると、イライラしてきます。
みまもりSwitchで管理・コントロール
ニンテンドースイッチには、「みまもりSwitch」というアプリがあります。
プレイ時間や、どのユーザーが何分、どのソフトでプレイしたかが分かるんです。
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ゲームの中毒性は認めるけど、それとこれとは別
ゲームは、動く映像と操作性で、ハマりやすいものだということは理解しています。
現実にはありえない・できないような、ヒーローになったような全能感が得られますからね。
でも、ゲームは道具です。
子どもの心そのものを支配しているわけではないので、一律に禁止しても意味ないんです。
子どもたちが、自分自身の欲求を上手にコントロールできるように、大人が教育しなくてはいけません。
ゲームに限らず、例えば「欲しいものを衝動買いするのではなく、きちんと必要かどうか考えてから買う」などと同じです。
自分の気持ちと向き合って、ゲームとうまく付き合える、強い心を持ってほしいです。
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思い返しながら書くと、あまりにいろいろありすぎて、めちゃくちゃ長くなりました。
赤ちゃん時代は、まさかこういうことで悩むとは思ってなかったなぁ…。
今は、宿題をサボることはなくなりましたが、勉強嫌いには現在進行形で対応中です。
長男は、真面目にやっていても、記憶がちっともついてこないので、 100万回くらい繰り返しやるしかないんです。
自力ではやれないので、付き合う親の方も、大変です。
2017年9月から、ジュニアNISAをはじめました。
中学生以降、子どもにはさらにお金がかかります。コツコツ積立投資しています。