こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
「SBI中小型割安成長ファンド ジェイリバイブ」について解説します。
数あるアクティブファンドの中でも、伸び幅がすごく良くて、実績のあるファンド。
ただ、信託報酬が高めなので、買付をためらっている人も多いと思います。
そんな方に、ジェイリバイブの魅力をお伝えします。
投資は自己責任ではありますが、きっと良さがわかると思いますよ。
圧倒的成績を誇るアクティブファンド「ジェイリバイブ」
どうしても気になっていた「SBI中小型割安成長ファンド ジェイリバイブ」。
基本的には、インデックスファンドが中心の私ですが、ジェイリバイブは一味違うなと思っていました。
SBI証券のHPでも、販売金額ランキングで常に上位に来ています。
しかも、ファンド名が、なんかうさんくさい。
しかも、信託報酬1.8144%、信託財産留保額0.3%と、かなりコストが高いのです。
ジェイリバイブの運用手法|安く買って高く売る!
ジェイリバイブは、その企業の本来の評価よりも、現在の株価が割安と考えられるものを選別して買い入れた、50銘柄で構成されています。
長期保有せず、割高な水準になれば、どんどん売却しています。
1年で銘柄トップ10のうち約半分は別銘柄になり、3年たてば総入れ替えに近い状態。
その理由は、常に割安銘柄だけで構成されることを意識しているから。
「エンジェルジャパン・アセットマネジメント株式会社」より、投資助言を受けて運用されています。
地道な企業研究や、年間約1000回にも及ぶ個別面談調査など、徹底した裏付けがあるそうです。
実際、それが当たっているからこその成績でしょう。
純資産もシャープレシオも好調。安定した成績を誇る
また、投資効率を示す指標であるシャープレシオでも、10年では国内株式で1位、5年では全ファンドの中で1位。
リスクに対して、リターンが大きく、効率的に運用ができているということになります。
投資には絶対はないので、これまでの成績が良くても、これからも良いとは限りません。
でも、少なくとも、長期に渡り好成績を維持していることに信頼がおけます。
「ジェイリバイブ」と「ジェイリバイブⅡ」の違い
実は、「ジェイリバイブ」と「ジェイリバイブ2」という別々のファンドがあります。
従来、ジェイリバイブは口数でしか買付ができず、決まった金額毎月積み立てていく、積立投資には対応していませんでした。
また、NISA口座での買付も不可で、ちょっと初心者にはハードルが高かったのです。
2015年7月に設定された「ジェイリバイブⅡ」は、金額買付ができ、NISAでも買付可能になっています。
同じマザーファンドに投資しているので、値動きは「ジェイリバイブ」と同じ。
しかし、「ジェイリバイブⅡ」は、過去2回、分配金を出しています。
分配金を出されると、純資産額が減ってファンドの価値が下がります。
もちろん分配金を再投資する設定にはしますが、 それでもファンドの純資産額が戻るわけではありません。
NISAで買える・積立買付もできる「ジェイリバイブⅡ」を買ってみた
2017年のNISA枠が余っていることもあり、2017年末まで限定で、「ジェイリバイブⅡ」に投資してみることにしました。
2018年に入ったら、セゾン投信のつみたてNISAに移行するので、積み増しはせず保有するのみ。
- スポット投資 2万円
- 毎日積立 2000円×18日間(年末までの営業日数)=3万6000円
- 合計 5万6000円
私にしては思い切っていますが、期間限定だからできることですね。
NISA口座では、最長5年間、非課税で保有できます。
どんどん価格が上がって、買ってよかったと思わせてほしいものですね。
ローリスク・ローリターンで安全に資産を増やすならインデックスファンドがおすすめ
ジェイリバイブについて書いてきましたが、基本的には、信託報酬は安いに越したことはないと考えています。
インデックスファンドをおすすめする理由は、アクティブファンドの多くが、インデックスファンドの成績に勝てていないという事実があるから。
もちろん、ジェイリバイブのように、優れたアクティブファンドもあります。
でも、それを見極めるのは難しいこと。
過去の成績だけでは、未来もそうなるという保証にはなりません。
信託報酬は、純資産からのパーセンテージで、毎日基準価格の計算時に引かれています。
最初、投資する金額が小さいうちは、微々たる差に見えますが、累計の投資額が増えてくると、信託報酬の金額も増えてきます。
だからこそ、最初にコストの安いファンドを選ぶ必要があるのです。
インデックスもアクティブも、つまみ食い状態でいいじゃない
いい感じで増えると分かってからはこっちのもの。
味をしめてしまって、いろんなファンドに手を出し始めました。
「分散投資の一環」と言い訳はしているけど、結局「ひふみプラス」も国内株式だから、同じ資産クラスなのですよね。
「ひふみプラス」も、メディアによく出ているとかそういう評判を抜きにしても、本当に成績が良いのです。
ジェイリバイブはそれをさらに上回っているので、期待しています。
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