- iPhone11とiPhone11 Pro、結局どっちがいいの?
- 写真にこだわるならiPhone11 Proがいいんだろうけど、高いからなぁ…。
- iPhone11のカメラで撮った写真のクオリティが知りたい。
iPhone6Sから、iPhone11に買い替えました。
私は写真を撮るのが好きなので、ギリギリまでiPhone11 Proにしようか迷っていましたが、結局iPhone11にしました。
結果的に、iPhone11で大満足です!
この記事では、iPhone11とiPhone11 Proを、カメラ性能の観点で比較して、iPhone11を選んだ理由を解説します。
スマホの機能の中でも、カメラ性能の優先順位が高い方にこそ、参考にしてほしいです。
また、iPhone11で撮った写真を載せて、iPhone6Sと比較していきますよ。
iPhone11・iPhone11 Proのメリット・デメリットを比較
個人的な主観で、iPhone11とiPhone11 Proを比較してみました。
それぞれにメリット・デメリットがあり、考えれば考えるほど悩ましい…。
- 本体価格がお手頃(128GB:79,800円)
- デュアルカメラの性能そのものはProと同じ(3つ目のカメラがないだけ)
- カラーバリエーションが豊富
- 本体サイズが6.1インチと、片手操作にはちょっと大きい
- トリプルカメラで最高のカメラ性能
- 本体サイズが5.8インチと少し小さく、片手操作も可能
- 本体価格が高い(256GB:122,800円)
- 128GBがラインナップにない
iPhone 11 Proではなく、iPhone11を選んだ理由
私にとって最も重要なのは、やはりカメラ性能。
トリプルカメラにこだわるか、デュアルカメラで許容できるかが分かれ目でした。
- iPhone11のデュアルカメラは十分高性能だから
- iPhone6Sからの変更なので、iPhone11にしても大きな性能アップだから
iPhone11のデュアルカメラは、iPhone11 Proのトリプルカメラのうち2つを搭載していて、3つ目のカメラである望遠レンズがない以外は、十分な性能があるんです。
それに、iPhone11 Proの望遠レンズは「2倍光学ズームイン」で、本格的なデジカメの望遠機能より劣ります。
私はiPhone6Sでも128GBを使っていて、すでにそのうち半分以上のストレージを使用中なので、64GBを買うという選択肢はありません。
そうなると、この2択。
- iPhone11 128GB(79,800円)
- iPhone11 Pro 256GB(122,800円)
iPhone11 Proは、当然のことながら高性能で、満足できるはず。
ですが、デュアルカメラとトリプルカメラの違いに、42,000円もの差額は妥当とは思えませんでした。
iPhone11は、iPhone6Sより約50g重い
iPhone6SとiPhone11を並べてみると、横幅・縦幅ともに大きくなっています。
iPhone6S:143g、iPhone11:194gと、50gくらい重くなっているんです。
iPhone11のサイドボタンの配置は、大きく変わっていません。
本体左側には、音量調整ボタン・サイレントスイッチがあり、右側には電源・スリープボタンと、SIMカードスロットがあります。
iPhone6SとiPhone11の写真比較
私の旧端末であるiPhone6Sと、iPhone11の写真を比較します。
今まで、iPhone6Sの写真に大きな不満は持っていなかったつもりでも、こうして比べるとiPhone6Sには戻れなくなりますね。
iPhone6SとiPhone11の写真比較|ペット(黒い犬)
iPhone11は、Appleが公式に「ペットの写真もキレイに撮れます」と明言しているので、期待できますね。
iPhone11の写真は、明るくて、毛のツヤや1本1本のディテールが表現されています。
下側になっている目も、影もちゃんとありながら、目と周りの黒い毛の違いがわかります。
iPhone6Sの写真は、のっぺりしていて、目も暗くてつぶれているので、差を感じますね。
iPhone6SとiPhone11の写真比較|晴れた日の屋外
次は、小学校の運動会の写真。
いいお天気で自然光たっぷりなので、写真がキレイに撮れる条件が揃っています。
iPhone11に新しく搭載された、超広角レンズで撮影してみたら、小学校の運動場がすごくダイナミックに写せました。
空も白飛びせず、青くきれいに撮れています。
対して、iPhone6Sは、逆光なのか少し暗く見えます…今までこれだけ見ていたら満足していたと思うのですが、比べると差は歴然ですね。
写真は、プライバシーに配慮して適宜ぼかしています。
iPhone6SとiPhone11の写真比較|室内のオブジェ
次は、室内でカラフルなハロウィンのオブジェを撮ってみました。
やっぱり、明るさがいちばんの進化ポイント。
明るいからといって、嘘っぽくもないし、白飛びもしていません。
布のディテールも再現していて、何気なく撮ってもキレイになってくれます。
iPhone11|通常レンズと超広角レンズの違い
iPhone11のデュアルカメラは、どちらも12MP(1200万画素)です。
- 広角レンズ:f/1.8 ※通常はこちら
- 超広角レンズ:f/2.4
撮影中、iPhone11の画面に「1x」と出ているときは通常レンズ、タップすると「0.5x」となり、超広角レンズに切り替わります。
iPhone11の写真比較|通常レンズと超広角レンズ
実際に、通常レンズと超広角レンズで、同じ場所に立って写真を撮って比べてみました。
通常レンズは、中央の被写体をメインに撮りたいときにおすすめ。
超広角レンズは、広さを強調したり、ダイナミックな写真にしたいときに使えます。
超広角レンズの使い道は無限大!
超広角レンズは、大人数で入りきれないような集合写真や、これ以上後ろに下がれない状況で全体をカメラに収めたいときにも有効。
端っこが少し歪んだ感じに写りますが、それもまた味があります。
「手の長さが足りない〜!」となりがちな集合自撮りも、余裕を持って撮れますよ。
ポートレートモードで、一眼レフのような背景ボケを実現
iPhone7 Plus以降、ポートレートモードが追加されました。もちろんiPhone11でも健在です。
なんでもないマグカップが、まるで映画のようなボケ味。
ポートレートモードで撮影した写真は、アプリであとから「編集」することで、被写界深度やライティングを変更することもできます。
iPhone11 Proでは、トリプルカメラの3つ目、望遠レンズがポートレートモードのボケ味を作るのに使われているとのこと。
iPhone11では、望遠レンズがない分、機械学習で被写体と背景を切り分けて、背景ボケを作り出しています。
そのため、色が似ているなど、被写体と背景との境目があいまいなときは、ぼかす部分を間違えることも…。
iPhone11のカメラは使える!Proじゃなくても大満足
iPhone11のカメラは、最高性能ではないかもしれませんが、もともと写真好きの私にとっても満足できるものでした。
超広角レンズやポートレートモードは、今までの写真体験とまったく違った楽しさを教えてくれます。
なんでもない写真を撮るのが楽しくて、久しぶりにワクワクした気持ちを味わいました。
本格的な一眼デジカメに憧れる気持ちもなくはないけど、性格上、重くて億劫で結局持ち運ばなくなりそう…。
だからこそ、iPhoneが高性能であることが、写真ライフの向上のために欠かせないんです。
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