- iPadで絵を描きたいな〜と思うけど、一体何から揃えたらいいんだろう?
- iPadもApple Pencilも、種類がいっぱいあって、自分にはどれがいいのかわからない。
- かかる金額が知りたい。最安でいくらあれば、iPadでイラストが描けるの?
iPadとApple Pencilは、デジタルでお絵描きしたい人にぴったり。
これまでいろんな人におすすめされてきましたが、「買ってよかった!」と思いましたし、私自身もいろんな人に布教しています。
ですが、買う前はめちゃくちゃ迷いました。
- iPad、iPad Pro…どっちがいいの?
→趣味でとりあえず始めたいならiPadで十分! - 容量はどれがいいの?
→128GBがおすすめ! でも、工夫すれば32GBでもいけます。 - Wi-Fiモデルって不便じゃない?
→お絵描きだけなら全然問題なし!
友達のiPadを触らせてもらったり、家電量販店に見に行ったり…徹底的に調べた結果、iPad(第6世代)の128GB・Wi-Fiモデルと、ApplePencilの第1世代を購入しました。
この記事では、なぜiPad Proにしなかったのか、決め手は何だったのかを解説します。
iPad購入を迷っている方へ、体験談としてご覧くださいね。
iPadで絵を描くなら、Apple Pencilは必須
他の用途は、iPhoneやパソコンで事足りていたので、イラストのことだけを考えて選びました。
絶対条件はApple Pencilが使えること。
だけど、Apple Pencilが使えるiPadにも、いくつもの種類があるんです。
Apple Pencil|第1世代・第2世代の違い
Apple Pencilには、第1世代と第2世代があります。第2世代の方が新しいので、いろいろと進んでいますよ。
- 充電の仕方がよりスマートになった
- サイドタップでツールを切り替えられる
特に、第2世代の充電のしやすさは魅力的!
第1世代は、iPad本体のライトニングコネクタに挿して充電するのですが、なんとも不格好…。
その点、第2世代は、マグネットでiPadのサイドにペタッと貼り付けるだけで、Apple Pencilの充電もペアリングもできちゃいます。
だけど、私はApple Pencil第1世代を選びました。その理由をご説明します。
Apple Pencil|第1世代を選んだ理由
どうせだったら、Apple Pencil第2世代がいいような気もしますが、私がApple Pencil第1世代を選んだ理由は、対応しているiPad本体の価格が高かったから。
- iPad Air(第3世代)
- iPad mini(第5世代)
- iPad(第6世代)
- 12.9インチiPad Pro(第1世代と第2世代)
- 9.7インチ・10.5インチiPad Pro
- 12.9インチiPad Pro(第3世代)
- 11インチiPad Pro
iPad Airは軽さと薄さ、iPad miniは小ささが特徴なので、イラストのためだったらiPadかiPad Proがおすすめ。
ただ、iPad Proはそれなりのお値段です。
Apple Pencil第2世代に対応している、12.9インチiPad Proの場合、最も容量の小さい64GBでも111,800円(税別)です。
実際に触ってみた感想!趣味で絵を描くなら、最初はiPadで十分
購入を迷っていたとき、お友達ブロガーのエムフィルムズさん()にお会いして、iPadとApplePencilを触らせてもらいました。 @MFilms_bloggers
エムさんは、元高校教師。
物理の知識を活かして、アニメ・マンガに鋭いツッコミを入れるブログ「物理教師アニメ」などを手がけられています。
【お・ま・た・せ】
全国の隠れ物理教師アニメファンの皆様
寝る前におひとつ、物理アニメ武道会第6試合の記事はいかがですか?今回は
「シンカリオン、E5はやぶさ」vs「約束のネバーランド、レイ」#2ヶ月ぶりの更新#テンポよく行きたい#感想待ってますhttps://t.co/xZSyIGhmLg— エムフィルムズ (@MFilms_bloggers) 2019年7月9日
実際に、iPadとApplePencilを触らせてもらってわかったこと…。
そのあと、家電量販店でiPad Proも触ってみましたが、違いがわからないという結果に。
少なくとも、エムさんの絵が、iPadとApple Pencil第1世代で生み出されているのは事実です。
私は、iPadでのお絵描きをこれから始めようという段階で、続けられるかどうかもわかりません。
もしかしたら、すぐに飽きて使わなくなってしまう可能性も…。
iPad Pro本体+Apple Pencil第2世代を買ったら、13万円くらいかかるので、いきなり買うのはかなりリスキー。
iPadの容量は128GBがおすすめ!iPhoneと同期させることも可能
iPad第6世代の容量は、32GBと128GBの2種類のラインナップ。
- 32GB 37,800円
- 128GB 48,800円
※各税別・Apple公式HPより
イラストひとつひとつのデータは、2048×2048サイズ、レイヤー20枚程度のもので6.3MBくらい。
ということは、32GBでも5000枚相当のデータが保存できる計算。
システムを維持するのに必要なデータもあるし、アプリも必要。
それに、iPhoneを使っている人は、同じAppleIDでログインすることで、iCloud経由で情報を同期させることが可能です。
私の場合、以前から使っているiPhoneの容量が128GBで、そのうち70GBは使用済み。
iPadに、iPhoneのデータのうち一部を同期させると、すでに29.1GBは埋まってしまいました。
そもそも、iPhoneが128GBなのに、それより小さい32GBのiPadを買ったら、あふれちゃうのは予想できること。
新しく買ったiPadに合わせて、すでに使っているiPhoneが不便になるのは困るので、必然的に128GBとなりました。
iPadの容量を軽くする方法|工夫次第では32GBでも大丈夫
工夫次第で、32GBでも十分対応可能。
iPadには、イラストに必要なアプリやデータだけを入れて、スマホとは同期させないことをおすすめします。
特に、容量が重くなりがちなのは、写真のデータ。
Googleフォトでクラウドに保存して、iPad本体のストレージを消費しないように工夫しましょう。
お絵描きにネット環境は不要!Wi-FiモデルでOK
iPadには、2種類の通信機能があり、それぞれ価格が異なります。
- Wi-Fiモデル 48,800円
- Wi-Fi+Cellular 63,800円
※各税別・Apple公式HPより
Wi-Fiモデルは、自宅にWi-Fi環境があればぴったり。
また、外出先でも、カフェなどのWi-Fiを使ったり、スマホのデザリング機能を使えばネット接続が可能です。
Wi-Fi+Cellularモデルは、スマホと同じように、通信回線を契約して月額料金を払えば、いつでもどこでもネット環境が使えます。
家か近所のカフェなどでWi-Fi環境があれば、わざわざCellularモデルを買う必要はありません。
お絵描きに使うアプリさえダウンロードしてしまえば、絵を描くこと自体はネットにつながなくてもできます!
イラスト専用機としては、ネット環境がなくても十分使えますね。
外出先でネット環境が必要なときは、iPhoneでデザリングすればOK!
例えば、iPadがネットにつながっていればいいのに…と思うのは、こんなとき。
- お絵描きアプリで使うブラシをダウンロードしたい
- 描いた絵をinstagramにアップしたい
- 絵を描くための参考資料をネットで調べたい
- YoutubeでiPadアプリの使い方動画を見たい
普段当たり前に使っていることが、Wi-Fi環境がなくてできない…となるのはストレス。
私は、そんなとき、気軽にiPhoneでデザリングしています。
動画を長時間見る…などでなければ、そんなに通信量は多くならないので、あまり気にせず使っても大丈夫。
LINEモバイルなら、LINE・Twitter・Facebook・instagramが使い放題のコミュニケーションフリープランがあるので、デザリングで多少容量を使っても平気です。
iPadのサイズ|パソコン未満、スマホ以上。9.6インチがちょうどいい!
iPad第6世代の画面サイズは9.6インチ、重さは469g。
家電量販店で、iPad Pro12.9インチ(631g)を持ってみたら、結構重く感じました。
片手で持ち上げて、もう片方の手で絵を描くと考えたら、9.6インチiPadはちょうどいい感じ。
私が使っているノートパソコンはChromebookで、10.1インチ。
並べてみると分かる通り、Chromebookの方が若干横幅が大きいものの、縦の長さはほとんど変わりません。
ちなみに、Chromebookの重さは900gなので、iPadにケースをつけたら同じくらいになりました。
外で作業をする日は、ブログを書くか絵を描くかをあらかじめ決めて、1日に持ち運ぶのはChromebookかiPadのどちらかにしています。
今後、iPadでブログの文章をガッツリ打ちたくなったら、外付けキーボードを買うかも…?
まとめ|iPadとApplePencilは、お絵描きを楽しみたい人にピッタリ
実は、私は高校時代まで毎日のように絵を描いていました。
でも、長い間、絵から遠ざかり、好きだったことさえ忘れかけてしまい…。
iPadとApple Pencilを買ってから、20年近く遠ざかっていたお絵描きを再開しました。
デジタルの簡単さ、やり直しのきく気軽さに後押しされて、楽しく絵を描いています。
ちょっとでも絵を描くのに興味がある人なら、iPadとApple Pencilのパワーで爆発的に好きになること間違いなし!
「買ってよかった」と感じるはずですよ。