こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
私の勤務している会社では、半年ほど前に、企業型確定拠出年金が導入されました。
会社で同僚と確定拠出年金の話をすることは、ほとんどありません。お金の話はなんとなくしにくいものですよね。
この記事では、約6ヶ月間の運用成績を公開します。同じく企業型確定拠出年金のある会社にお努めの方の参考になればと思います。
企業型確定拠出年金、6ヶ月の運用成績
企業型確定拠出年金の運用成績のお知らせは、半年に1回送られてきます。
私の場合、お知らせの書類は、会社で総務の人に手渡されました。会社単位でまとめて加入しているためでしょうか。
個人型(iDeCo)の場合は、あくまでも個人なので、企業型ならではですね。
現在の資産評価額は、マイナス約6000円
まずは、現在の資産評価額です。
投資しているファンド・商品に関わらず、全体観としてご覧下さい。
毎月3万円拠出しています。このデータが3月31日時点のもののため、拠出額は3万円×5ヶ月分の15万円に留まっています。
資産評価額は14万3995円。−6005円です。年利回りにするとー6.67%と、大きくマイナスになっています。
ちょうど、2017年末〜2018年1月にかけては、株高の時期だったので、高いときに買って保有している状態です。
商品別の資産状況。先進国株式が大きく含み損。
企業型確定拠出年金では、先進国株式を中心とした投資信託のみで運用しています。
選べる商品の中には、定期預金や保険などもありますが、そういった商品に拠出すると、せっかくの運用益非課税が活かせません。
まだ定年までには時間があるので、多少リスクを取って投資しています。
- 三菱UFJプライムバランス(8資産) 11,861円(−139円)
- 三菱UFJ国内株式インデックスファンド 38,039円(−961円)
- 三菱UFJ海外株式インデックスファンド 94,095円(−4,933円)
最も大きく投資している先進国株式で、マイナス額がふくらんでいます。暴落時の影響からまだ復活できていない様子が伺えます。
ですが、現在すでに株価は復活してきています。暴落時には、安く多くの口数を買えているはずなので、そのうち含み益になるのではないでしょうか。
そう考えると、今の含み損は、ジャンプする前に一度しゃがんでいるような感じがします。
焦らず淡々と積み立てることが、老後の備えになる
もし私が、あと1年で定年を迎える年齢だったら、この評価額を見て焦ってしまっていたでしょう。
ですが、私はまだ30代で、確定拠出年金を取り崩すにはまだ早い年齢です。
これから先、20年以上、拠出金を積み立てて運用する時間があります。
株価が下がるときがあるおかげで、安く投信を買い付けることができるので、必ずしも浮き沈みが悪いことではありません。
長い時間の間には、また暴落と呼ばれるタイミングも来るでしょう。
ですが、人間が発展を願う限り、世界経済は必ず成長する、と信じているので、焦らず淡々と積み立てるのみです。
20年以上の長期分散投資では、ほぼ全てプラスになっていた事実
これまでのデータで、長期分散投資の効果が実証されています。
国内外の株式・債券に分散投資した資産を、20年以上保有した場合、運用成績はほぼ全てプラスになっていて、元本割れしていないという事実があるのです。
つみたてNISAの非課税期間が20年間なのは、その事実に基づいているからです。それだけ、時間分散の効果は大きいのです。
たとえ今が含み損でも、ヒヤヒヤしないでゆったり構えていられるのは、こういった過去の事例があるおかげです。
逆に、始めて半年の段階で、大きな利益が出ていても、今すぐ利益確定するわけではないので、もったいないかな。
じっくり時間をかけて育てていって、私が定年する頃に、大きく利益を出していてほしいです。
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