こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
フィリピン・セブ島旅行では、ジンベイザメに会えるツアーが大人気です。
哺乳類最大の体長10〜12mでありながら、性格は温厚でのんびりと泳ぐジンベイザメ。
ダイビングなどの特殊な技術がなくても、簡単なシュノーケリングだけで一緒に泳げます。
遭遇率99%というのも、圧倒的でポイント高いですよね。
- ツアー参加日 2018年12月8日
- 大人2人・子ども2人(12歳・9歳)
- ツアー会社 CSPトラベル
- 料金 16,800ペソ(=37,000円)
結論から言うと、ジンベイザメツアーに行って良かったです!
この記事では、セブ島・ジンベイザメツアーに参加した感想と、料金や移動時間などをレビューします。
セブ島のジンベイザメツアーはCSPトラベル|格安・フィリピン観光省認定会社
セブ島では、ジンベイザメツアーはポピュラーなので、数多くのツアー会社で取扱があります。
行き先は同じですが、値段やサービスが異なるので、比較検討した結果、「CSPトラベル」で予約しました。
- 料金がとにかく安い!4人で16,800ペソ
- LINEで予約可能。24時間問い合わせ対応
- 政府認定の旅行会社。天候不良による中止なども迅速に判断
- 専属日本語ガイドが添乗するので安心
- 貸切車でのプライベートツアーで気兼ねなし
- 防水カメラ無料貸出。データもiPhoneに転送してくれる
- バスタオル1人1枚無料貸出
instagramなど、積極的にSNSで情報発信されているのも魅力です。
ジンベイザメツアーの料金は4人で16,800ペソ=約37,000円。日本円でも支払い可能
ジンベイザメのいるオスロブは、セブ市内からはかなり距離があります。
そのため、「オスロブまで行くなら、せっかくだから…」と、周辺の観光スポットにも立ち寄るプランが多数。
私たちは、ジンベイザメとシュノーケリングをしたあと、ツマログ滝に寄り道して、ランチを食べてセブ市内に戻る、最もシンプルなプランにしました。
- 大人(12歳以上) 4,600ペソ×3人分
- 子ども(4〜11歳以下) 3,000ペソ×1人分
- 計 16,800ペソ
日本円に換算すると、16,800ペソ=約36,500円(1ペソ=2.15〜2.3円)。
3歳以下は無料です。
今回、前日の夜20時近くにセブ島に到着したので、町中で両替をする時間がないままに、早朝からジンベイザメツアーに参加しました。
CSPトラベルでは、クレジットカード取り扱いはありません。
ペソ通貨は、日本国内や空港で両替するとかなりレートが悪く、手数料も高いので、セブ島についてから町中で両替するのが鉄則。
しかし、1週間前までに申告すれば、日本円での支払いが可能です!
16,800ペソ=37,000円をお支払いしたので、1ペソ=2.2円換算。
ペソで支払うのとあまり変わらないくらいの金額だったので、助かりました!
セブ島・ジンベイザメツアーは、南部の港町オスロブへ
ジンベイザメツアーでは、セブ島の最南端にある田舎の港町、オスロブへ向かいます。
セブ市内からは、車で3時間〜3時間半かかります。
ホテルまで無料送迎があり、スタッフの方が迎えに来てくれます。
ジンベイザメと泳げるのは午前中のみのため、お迎えの時刻は…なんと午前4時!!
その理由は、波が高いと、早い時間でクローズしてしまう可能性があるから。
午前4時、まだ真夜中のように暗い中、ホテルを出発しました。
道が悪い・運転が荒い…移動の3時間はかなりキツイ!
セブ島は、まだ交通インフラが未発達な土地です。
道路の舗装もイマイチだし、渋滞は日常茶飯事で、ドライバーのマナーも悪く、クラクションをバンバン鳴らし、急な車線変更や割り込みも当たり前。
当然、車はすっごく揺れます!
乗り物酔いしやすい私と長男は、もうグロッキー過ぎて、なんとか寝てやり過ごそうとしていました。(実際寝てたけど)
普段、車には強いはずの次男も「気持ち悪い…」と言っていたし、夫はあとで「ここで死ぬかもと思った」とつぶやく始末。
乗り物酔いのお薬を飲んでも、そんなの意味ないくらいの揺れでした。
CSPのドライバーさんが特別悪いわけじゃなくて、他でタクシーに乗っても同じ感じだったので、お国柄でしょうね。
朝7時、オスロブへ到着。ジンベイザメに会いに来た人でいっぱい
早朝に出発した甲斐あって、大きな渋滞にも巻き込まれず、7時すぎ頃にオスロブに到着しました。
まだ朝早いのに、すでに観光客でいっぱいです!
ここで、ライフジャケットとシュノーケルマスクを装着しつつ、ジンベイザメと泳ぐ前の注意事項を説明されます。
- ジンベイザメには触っちゃダメ(触ったら罰金!)
- 日焼け止めは塗っちゃダメ ※海洋生物保護のため
- カメラのフラッシュは絶対NG
いよいよジンベイザメとシュノーケリング!
10分ほどで順番が回ってきて、ボートに乗れました。
ツアー会社によっては、ここで1時間ほど待たされることもあるそうです。
CSPトラベルでは現地で長年の実績があるので、優遇されていると聞きました。
道中、ガイドさんに「今の時期は、ジンベイザメたちがあまりエサを食べに来なくて…」と聞いていたので、ちょっと心配していました。
だけど、そんな不安は吹き飛ぶくらい、めくるめく世界が待っていました!
30分間、ボートの周りで泳ぐことができます。
ボートから離れすぎていたり、ジンベイザメに近づいてしまったときは、現地スタッフの方がぐいっと引き戻してくれます。
周囲のあちこちからジンベイザメがやってきて、合計7〜8匹は見たと思います。
動画は、短くて一瞬ですが、ジンベイザメとすれ違ったときのドキドキ感が伝わるでしょうか?
ジンベイザメとのツーショットにはチップが必要
泳いでいる最中、現地スタッフの方が、「カメラ、カメラ」と言い、写真を撮ってあげるからカメラを渡せとジェスチャーしてきます。
これ、実はあとからお金を要求されるやつです。
100ペソ(=約220円)くらいで、安いものなので、ジンベイザメと一緒にいい写真を撮りたかったらお願いしてみてもいいかもしれません。
私は自前の水中カメラ、夫はCSPトラベルさんに借りたGoPro(水中カメラ)の2台体制で、写真を撮りまくっていたので、撮影は頼みませんでした。
ジンベイザメと泳いだあとは、癒しスポットのツマログ滝へ
ジンベイザメツアーは、午前8〜9時など、朝の早いうちに終了します。
セブ市内から3時間以上もかけてオスロブまで来たので、終わってすぐトンボ返りする人は少なく、ついでに周辺の観光スポットにも寄り道する方が多数。
私たちは、ジンベイザメと泳いだ場所から車で10分くらいの場所にある、ツマログ滝に立ち寄りました。
派手なアクティビティはありませんが、マイナスイオンたっぷりで、ドクターフィッシュがいる池があって、しみじみ癒される場所でしたよ。
ジンベイザメツアーの今後は?いつまで存続できるかは誰にもわからない
セブ島で、ジンベイザメツアーに参加しようと思っても、移動時間がキツイ、体力的に難しい、旅程に無理がある…など、様々な理由で断念する方も多いんです。
私も、朝が早すぎるし、乗り物に弱いし、子どももいるし…正直、迷いました。
オスロブのジンベイザメたちは野生ですが、餌付けされています。
ボートの船頭さんが、オキアミのような餌をまいていて、それで浅瀬に来てくれるんですね。
午後になると、ジンベイザメはお腹がいっぱいになって、沖へ帰っていってしまうし、水もオキアミで濁ってしまいます。
ジンベイザメの餌付けに成功しているのは、世界でも、ここオスロブだけだそうです。
たくさん観光客が来ることで、環境が破壊されて、きれいな海が維持できなくなるかもしれません。
ジンベイザメに会えるツアーは貴重だし、ぜひ共存していけたらと思うけれど、この状態がいつまでも続くものなのか…。
そう考えたときに、もし今行かなかったら後悔するかも? と思いました。
それに、これからの人生で今がいちばん体力もあるし、乗り物に弱いのは一生変わらないはず。
何よりも、子どもたちと、この瞬間を共有したい!
一緒にジンベイザメと泳ぎたかったんです。
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