こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
ANA VISAワイドゴールドカードでは、マイルの還元率が最大で1.675%にまで高められます。
そのためには、マイ・ペイすリボの特典を使ったボーナスポイント獲得が必須です。
この記事では、私の経験を元に、初心者でも簡単にポイントが増やせる方法を公開します。
私がANA VISAワイドゴールドカードを持つようになって、初めての請求が来たときの手順をまとめています。
マイ・ペイすリボで、ボーナスポイントを最大限ゲットしましょう!
ANA VISAカードの支払い日は毎月10日
通常、三井住友カードには、月2回の請求日があり、利用者の意向でどちらにするかを選ぶことができます。
- 毎月10日払い→(例)9/16〜10/15の利用分を11/10に支払う
- 毎月25日払い→(例)9/1〜9/30の利用分を10/25に支払う
しかし、ANAカードの場合は10日払いしか選択肢がありません。
選択した覚えもないのに10日払いになっていたので不思議に思いましたが、そういうわけだったのです。
今回は、来たる翌月10日に支払うカード料金を、どのように扱えばボーナスポイントがもらえるのか考えましょう。
契約スタート直後は1.675%にはならない
最大還元率1.675%といいますが、実際には、初年度で1.675%になることはありません。
前年度の支払金額によるボーナスポイントも併用した場合に、最高で1.675%になるということです。
VISAカードでは、前年度の支払金額により、下記3つのステージに合わせて優遇制度が受けられます。
保有し始めたばかりの場合、当然、V1の「50万円以上100万円未満」にも達していません。
なので、ボーナスポイントはもらえません。
そのときに狙える最高還元率は、ステージ優遇を除いた1.405%ということになります。
もし、翌年1月迄に、カード利用金額が50万円に達したら、その次の年度はV1になります
でも、保有し始めた時期によっては、50万円も使わないかもしれません…。
- 通常ポイント 100ポイント(=1000マイル)
- マイ・ペイすリボ ボーナスポイント 100ポイント(=405マイル)
- 合計 1405マイル → 還元率1.405%
通常ポイントとボーナスポイントの内訳
通常のクレジット利用金額に応じたマイル付与と、ボーナスポイントのマイルへの交換は、ルートも還元率も異なります。
- 通常ポイント 1000円利用→1ポイント→10マイル
- ボーナスポイント 1ポイント=4.05マイル
通常ポイントは、利用金額に応じて勝手に還元されるので、放っておいて大丈夫。
逆に、還元率をこれ以上高めることもできません。
ボーナスポイントは、通常1ポイント=3マイルです。
しかし、陸マイラー必携の「ソラチカカード」があれば、ソラチカルートを使って回り道をして交換することで、還元率をアップさせられます。
マイ・ペイすリボでボーナスポイントをもらうには
マイ・ペイすリボでボーナスポイントを獲得するためには、手数料の請求があることが条件です。
マイペイすリボの1回目の支払いで、全額を払ってしまっては、金利が発生しません。
1円でもいいから、とにかく金利が発生すればいいのです。
マイ・ペイすリボの金利は年利15%です。1ヶ月あたり約1.25%(15%÷12ヶ月)となります。
仮に、リボの残金が1000円あれば、金利は12円ほど発生します。これでボーナスポイントがもらえます。
もし、リボの残金が10万円で金利が1200円でも、ボーナスポイントは変わりません。
それなら、少しでも残金を少なく、金利もほんのちょっとにしたいですよね。
マイ・ペイすリボでポイントをゲットする手順をご紹介
まず、事前に下記3点について完了させてください。
- 三井住友カードのWEBサービスVpass(ブイパス)に登録・ログインできる状態にする
- マイ・ペイすリボの申し込みができているか確認する
- WEB明細サービスに登録し、支払金額が確定したらメールが来るように設定する
Vpassについては、カードが手元に届いたら初回設定が可能です。
WEB明細サービスや、メールアドレス登録に関しては、クレジットカード申込時に済ませている方もいると思います。
Vpassにログインして、今一度自分の設定が問題ないかどうか確認ください。
請求金額が確定してから作業する
毎月25~26日に、三井住友VISAカードからご請求金額のお知らせメールが届いたら、Vpassへとログインします。
コールセンターに電話して、確認しました。
請求額の確定には、利用店舗からカード会社へのデータ移行のタイミングにより時間差があるので、若干のズレが発生するそうです。
どんなに遅れても、26〜27日なら、確実にメールが飛ぶそうです。
Vpassにログインし、利用金額を確認
以下、スマホアプリのインターフェイスになりますが、PC上でもやることは同じです。
Vpassのトップページから「ご利用金額」に入り、「あとからリボ以外のご変更」の下にある「リボ払いお支払い金額の変更」をタップ。
マイ・ペイすリボの最低支払額は、1~3万円の間で最初に設定可能です。
利子を発生させないといけないので、毎月これくらいは使うだろうという、低い金額設定にしておくことをおすすめします。
増枠しなくても足りてしまうような金額だと、利子がつかず、ボーナスポイントももらえません。
増枠を申し込む
マイ・ペイすリボお支払い金額変更画面に移ります。
「増額を申し込む」をタップ。
いつの支払い分なのかを選択
上のチェックボックス、「次回お支払い金額(最低お支払い額)に、ご希望の金額を増枠する」を選択します。
支払日が直近の「11月10日」になっていることを確認し、下部にある「次に進む」をタップ。
いくら増額するかを決める
そうすると、3つの項目が出てきます。
- リボ払いお支払い金額 →次の支払いの請求金額
- 内元金 →リボの毎月最低支払い金額
- 追加お支払い可能額 →請求額から元金を引いた金額
「一部を追加して支払う」と「全額支払う」がありますが、全額支払ってはいけません。
利子が発生せず、ボーナスポイントがもらえなくなります。
「追加お支払可能額」を確認しながら、1000~2000円程度残額が発生するように調整して、希望の金額を入力して下さい。
このとき、増額のしすぎに注意しましょう。
特に、初回は、最低でも1,500円程度残額が発生するようにしないと、ボーナスポイントがもらえなかったという報告が複数見られます。
多少残額が多くても、翌月に支払って完済するので、利子にすると10円以内の差額です。
リボ払いの増額がオンラインでできるのは月1回まで
Vpassで、マイ・ペイすリボの増額ができるのは、1ヶ月分の請求につき1回だけです。
もう一度変更したい場合は、コールセンターに電話して手続きする必要があります。
電話は面倒なので、なるべくネット完結したいですよね。
ですので、必ず請求金額が確定したというメールを受け取ってから、Vpassで操作して下さい。
確定後の請求金額は、500円ほど違っていました。何が変わったのかは分かりませんが…
少額なので影響は少ないものの、残額がギリギリになっていたら、ボーナスポイントの可否に影響があるかもしれません。
金融機関により増枠可能期間が異なる
臨時増額の申込みは、25~26日に請求金額確定後、いつまでにすればよいのでしょうか。
引き落としされる金融機関によって、手続き可能期間が違います。
支払い額が確定してから2~6営業日前までに手続きを済ませておく必要があります。
ベストなのは、25~26日に支払い額が確定したら、その日のうちにすぐに行うこと。
また、銀行によっては、臨時増額の申込みがそもそもできないこともあります。
大手メガバンクなら問題ないですが、地方銀行などの場合は要確認です。
ポイントにつられて高い利子を払うことは絶対に避けよう
万が一、この手続きを忘れると、リボ払い手数料が多くかかってしまうことになります。
マイ・ペイすリボは、ボーナスポイント獲得には威力を発揮します。
でも、本来、リボ払いには、高い利子がつきもの。
ポイント目当てで無理をするのは危険かも。注意が必要です。
リボ払いで、クレジットカードの請求を、毎月一定額までにできるのは、ありがたいと感じる方もいるでしょう。
ですが、今月はよくても、翌月に回された金額に対して、年率15%の金利が発生します。
目先の支払額の軽減につられて利用したはいいものの、思いのほか高い金利を払う羽目になって、首が回らなくなってしまう人もいます。
元本がなかなか減らせず、金利ばかりが膨らんでしまうと、最悪の場合はクレジットカード破産につながります。
最近、どのクレジットカード会社も、リボ払いの利益を得るために、ポイントの還元などのキャンペーンを打って、積極的に勧めてきます。
甘い言葉に騙されて、かえって損をしたら悔しいですよね。
ポイントにつられて、増額するのを忘れて、高い利子を払う…などということがないように気をつけましょう!
あなたが、「これなら絶対に忘れない」と思える方法を採ってください。
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