こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
初心者が海外ETFを買い付けるなら、NISA口座がおすすめです。
- 5年間非課税だから、確定申告が不要
- 買付手数料が無料
この記事では、実際にNISA口座で、初めてETFを買ってみた流れを書いています。
ETF初心者の方に、ぜひ参考にしていただきたいです。
従来NISAで、ETFを買付。運用益・配当金に非課税
SBI証券のNISA口座でETFを買い付ければ、運用益や配当金に非課税な上に、手数料は無料です。
そのかわり、米国ETFの場合、配当金には現地所得税20%が課税されます。
NISAではなく、特定口座なら、確定申告をして、外国税額控除の処理をすると還付を受けられます。
でも、そうすると、日本国内の所得税として、運用益や配当金に課税されて約20%引かれてしまうわけで…
そもそも、外国税額控除は、日本国内と外国で、二重に税金を取られているから、申告して片方を免除してもらうという意味合いです。
なので、どちらかは必ず課税されるということ。
夫のNISA口座開設待ちでした
ETFに興味を持ってから、実際に買い付けるまで、2ヶ月近い期間がありました。
実は、その間、夫の名義のNISA口座を開設しようと手続きしていました。
夫のお給料からは、借金の返済や生活費の支出があるので、多くは投資に回せません。
ですが、同一世帯内の貴重な非課税枠なので、有効に活用したいと考えました。
夫婦間できっちり資産は分けているので、夫の名義のNISA口座は、夫のお金で投資します。
とりあえず、NISAは5年間の非課税期間があるので、少額で、お試しの気持ちで買ってみました。
ドル転は住信SBIネット銀行の口座経由で
海外ETFを買うには、日本円を米ドルに替える必要があります。
SBI証券では、円貨決済や、証券口座内でのドル転も可能ですが、そうすると手数料が高くなってしまいます。
- SBI証券 1ドルあたり25銭
- 住信SBIネット銀行 1ドルあたり4銭
本日(2018年3月17日)時点では、1ドル=106.1円です。
仮に、このレートで、10万円分を米ドルに両替しようとした場合の手数料は…
- SBI証券 約235円
- 住信SBIネット銀行 約37円
元手は限られているので、少しでも効率よく投資したいですよね。
手間はかかりますが、たいしたことない範囲です。
住信SBIネット銀行→SBI証券への外貨入金は簡単
住信SBIネット銀行・SBI証券どちらも、同一名義の口座があれば、米ドルに両替した資金の入金は簡単です。
SBI証券にログインして「入出金・振替」から可能です。振込手数料はかかりません。
私はこちらのサイトを見ながら進めました。
とりあえず5万円ドル転しました
少額からトライアル、ということで、5万円ドル転しました。
普通は、100万円とかの大きな単位でドル転するらしいのですが、そんなに資金がないので。ぼちぼちやっていきます。
2月に株価が下がったときにドル転したんですけど、それからさらに円高になったようで、円換算評価額が5万円を切っています。
このまま置いといてもマイナスなだけですよね。
VTを購入!安定感のあるメジャー銘柄
初めてのETFですので、メジャーどころで、ハズレのない銘柄がいいなと思っていました。
安定感のある、バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)を買うことにしましたよ。
元手が450ドル程度なので、5~6口しか買えません。
なるべくなら、安く、多くの株数を買いたいのは当然です。
指値と成行
買い方には、二通りあります。「指値」と「成行」です。
成行だったら、次の株式市場営業日には(元手が足りなくならない限りは)確実に買うことができます。
でも、それだと今は76ドル台で買うことになりそうです。
5口分、指値で75ドルにして、1週間程度、期間を空けて待ってみることにしました。
それで買えなかったら、次は成行にしてみようかな。
指値で購入完了!
3/20に、無事1口75ドルで約定していました。受渡は3/23だそうです。
ETFもコツコツ積立予定
当然のことながら、VTをたった5口分だけ買っても、分配金はほんの少額です。
直近の分配金実績は、1口あたり0.4915ドルで、年4回もらえるそうです。
0.4915ドル×5口分=2.4575ドル
私はともかく、夫の口座は火の車なのですが、少しずつでも積み増しをしていきたいです。
毎月の出費を抑えながら、かつ賞与などまとまった資金の入る時を狙っています。
SBI証券では、ETFも定期買付コースができました。
ただし、海外ETFの場合は先にドル転して証券口座に置いておかないと、定期買付できないですけどね。
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私のつみたてNISAは、セゾン投信で開設しています。年間40万円きっちり使い切る見込みですよ。
今はまだマイナスになっているのですが、20年のうちに上がってくれる…はず。
積立投資は、時間を味方につけて資産を増やすことができます。
少額でもいいので、若いうちから始めてほしいです。私も、もっと若い頃から投資を知りたかったな~。