ストレスフルな仕事を終えた…!
お客さんに「シーアさん、今○○さんにイラッとしたでしょw」ってバレてたし
上司にも「3秒くらいで詰めてる口調になってたぞ(# ゚Д゚)」って言われたから
もうちょっと感情を隠せるようになりたい😂— シーア🍀よくばりブロガー (@seer1118b) 2019年5月24日
ビジネスの場では、感情を出さずに冷静でいることが求められるもの。
仕事で理不尽な要求をされたとき、自分の思いが伝わらないとき…怒りの感情が表に出すぎると、人間関係にも支障が出てしまいます。
この記事では、働く女性のために、感情をコントロールして、自分の気持ちを上手に伝える方法を考えます。
周りの人とのコミュニケーションが円滑になれば、スムーズに仕事を進めることができ、自分の評価を高めることができますよ。
社内外で評価される人は、感情コントロールが上手
自社内だけのことなら、社歴や年齢で自動的に出世していく企業もありますが、取引先などの社外での評判となるとそうもいきません。
やはり、社内外どちらも評価が高い人は、感情コントロール能力に優れています。
上司・同僚・後輩、どんな立場の人にも一目置かれ、顧客からの信頼も厚い。
自分の感情よりも、全体最適を考えて、抑えるところと主張するところのメリハリをつけています。
働く女性ほど、感情をコントロールする方法を覚えるべき理由
働く女性ほど、感情コントロール術を身につけることをおすすめします。
なぜなら、女性が少しでも感情的になっている場面を見せると、「怖っw」「あいつ、怒らすとキレるからな〜w」といったマイナス評価につながるから。
いつも温厚で冷静な人が、たまに怒ると、周囲もみんな「よっぽどのことなんだな」と深刻に受け止めます。
ですが、たびたび感情的になっていると、「また怒ってるw」と揶揄されやすいのです。
だからこそ、自分の感情を押し出さず、冷静な意見が言える女性は、組織の中で重宝されます。
部下をマネジメントする立場になるには、感情に流されずに広い視野をもつ必要があるので、必然的に感情コントロールが求められるのです。
感情をコントロールして、仕事をスムーズに進める3つの方法
感情的にならず、周囲と調和しながら働くための、具体的なスキルをご紹介します。
- まずは落ち着いて6秒待つ(アンガーマネジメント)
- 自分の感情の偏りを自覚して、見つめ直す
- 黒か白か、敵か味方か、と考えず、着地点を模索する
まずは落ち着いて6秒待つ!アンガーマネジメントでイライラをしずめる
怒りをコントロールする技術のことを、アンガーマネジメントといいます。
イライラを感じても、すぐに表に出すのではなく、とりあえず6秒我慢すれば、徐々に怒りのピークは過ぎ去り、やり過ごすことができるのです。
1、2、3…と6秒数えてもいいし、まったく別のことを考えたり、深呼吸をするなど、自分に合った方法でやってみましょう。
瞬間湯沸かし器のように、イラッとした瞬間にその感情を爆発させるのはいちばんダメなパターン。
反射的に言い返す前に、ほんの6秒インターバルを置くことで、冷静な自分を取り戻せます。
その間に、会話が進んでいって、自分が発言するタイミングを逃したとしても、それはそれで次の出方を考える余裕になりますね。
自分の感情の偏りを自覚して、見つめ直す
6秒待っている間に、ほんの頭の片隅でいいので、考えてみてください。
- すごくムカついたけど、この人の言ってることも一理ある…かな?
- もしかして、私はこう思ったけど、ああいう考え方もある…のか?
- 私の意見が絶対正しいとは限らない…よね。
どんな人にも、それまでの人生経験があり、少なからず考え方が固定化されているもの。
必ずしも、自分の常識がすべてではないのです。
それに、相手にもこれまでの経験でつちかった考え方があり、参考になる部分もあるはず。
もしかしたら、6秒考えても「絶対に相手がおかしい! 納得できない!」というケースもあるかもしれません。
だとしても、そのまま伝えることは避け、よりよい言い方を選ぶ努力は必要ですね。
黒か白か、敵か味方か、と考えず、着地点を模索する
そもそも、怒りの感情は、自分を否定・批判されたと感じたり、理不尽だと思ったときに湧き上がるもの。
その「感じた」「思った」の裏側には、「二分割思考」が影響しています。
白黒はっきりつけたがったり、敵・味方に分けようとしたりする意識のこと。
つまり、自分の意見を否定されたからといって、「敵になった」と認識してしまうのが問題なんです。
ですが、よりよい仕事をしようと思えば、仲間内からも違ったアイディアが出ることもあるし、100%全員の意見が一致するのは稀なこと。
むしろ、活発な意見交換がなされるのは、健全な組織の証だといえます。
物事は、白と黒でパッキリふたつに分けられるとは限らず、濃淡のグレーがあるもの。
お互いの意見を、冷静な言葉で伝え合いながら、納得のいく地点を探して着地することを考えましょう。
ビジネスで活かせる!感情コントロールを身につけよう
ビジネスシーンでは、「感情的になってはいけない、冷静になれ」と、事あるごとに言われます。
ですが、感情のない人間はいないし、何かしら感じる部分は誰にでもあります。
問題なのは、その感情を瞬間的に顔・態度・言葉に出してしまうこと。
声を荒らげたり、不機嫌になったりするのは、ビジネス上マイナスでしかありません。
アンガーマネジメント、感情コントロールを身につけて、誰とでも気持ちよく仕事ができるビジネスパーソンになりたいものですね。