こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
不登校の長男の家庭学習のために、スタディサプリを使っています。
月額1,980円で、質の良い講師陣による授業が動画で視聴できるサービスです。
スタディサプリで勉強していても、塾をやめないで続けている理由は、不登校児の社会との接点をなくさないためです。
ですが、デメリットもあります。
スタディサプリと塾を比較して、メリット・デメリットをまとめてみました。
塾のメリット|社会とのつながりが唯一持てる場所
高額なお月謝を払ってでも、塾に行かせているのは、長男と社会とのつながりを断ちたくないから。
学校に行けなくなった今、塾は、長男が唯一社会との接点を持てる場所になっています。
長男自身、塾の先生が好きです。
勉強以外でも、いろんな話をしてくれて、長男を見守ってくれています。
家族だけでなく、幅広い年代の人との交流は、何物にも代えがたいと思っています。
塾のデメリット|高額なお月謝が負担
長男の塾のお月謝は、18,000円です。
【ブログ運営】1年2ヶ月で、月5万円の収益を達成!内訳とノウハウを公開では、ブログの収益で塾代の1万8000円をまかなおうとしたことを書いていました。
塾のデメリットは、まず高額なお月謝が負担になることが挙げられます。
不登校になってから、塾にいられる時間が短くなった
本来、塾の授業は、18:30〜20:30の2時間。週3回通うスケジュールです。
学校に行けなくなってからというもの、塾もしばらくは行けていませんでした。
今は、少しずつ復活していて、塾には30分~1時間だけ行くことにしています。
「塾の2時間を最後まで頑張れたら、次は学校にも…」というのが、長男の言葉。
同じお月謝18,000円でも、塾にいられる時間が短くなっているので、コスパが悪いのが現状です。
塾に行っていても、学校の代わりにはならない
塾は、あくまでも学校の授業の補強。
学校の授業を受けていないと、基礎ができていないので、ほとんど意味がないと感じています。
実は、塾は、同じ学年の子があまり来ない曜日を、あえて選んで通っています。
やっぱり、先生1人に対して生徒複数人の講義形式だと、学力的についていけない部分が大きいから。
それに、友だちが多いと遠慮したり気を遣ったり、本人なりにいろいろあるみたい。
なので、塾では、ほとんど自習みたいなことをしている様子。
学校の代わりになるほど時、間も長くないし、学力的には期待しすぎちゃダメだと思ってます。
スタディサプリのメリット|家にいながらにして授業が受けられる
スタディサプリのメリットは、なんといっても動画形式で授業が受けられること。
家にいながら、時間にとらわれず、いつでも自分の好きなときに視聴できます。
体調が悪くても、寝転びながらでも見られるんです。
長男をはじめ、不登校児の中には、学校だけでなく、外に出ることそのものに抵抗を感じている子もいます。
塾に行っても、少なからず学校の友達もいるので、気まずい思いをしたり、後ろめたい気持ちがあったりするもの。
そんな子には、スタディサプリのように、家にいながらにして授業が受けられるのは大きなメリットですね。
スタディサプリのデメリット|自力で計画を立てられない子にはサポートが必要
スタディサプリは、自分で授業を選んで視聴するので、どうしても教科などに偏りが出てきます。
その子の得意分野や、興味や関心のある教科なら、進んで見ると思いますが、そうでないものは手付かずになってしまう可能性も…。
長男は、良くも悪くも受け身で、自分から積極的に計画が立てられないタイプ。
なので、私が介入して、曜日ごとに視聴する教科をチョイスしています。
1日3教科になるように計画していますが、実際には、2教科くらいしかやっていないですね。
授業の動画を視聴した時間や、確認問題の正解率は、保護者用サポートWebで見ることができます。
サボり防止にもなるので、私は毎日チェックして、正解率が高かったら褒めたりしています。
保護者用のサポートwebについては、【スタディサプリ】動画で学べる!不登校児の自宅学習におすすめにも詳しく書いています。
動画を見ないで、テスト問題ばかりやろうとする
動画の各チャプターの最後には、理解度をチェックする小テスト的な問題があります。
長男は、動画を見るのはそこそこに、すぐ問題に取り掛かろうとします。
これも、自己管理ができないことのひとつですね。
全問正解しているならまだしも、正解率はいつも50〜70%あたり。
保護者用サポートwebでは、動画の視聴時間も確認できるので、あまりにも少ないときには声かけしています。
スタディサプリ受講者の3人に1人は、塾と併用している
スタディサプリの中学講座を受講している方の、3人に1人が塾とスタディサプリを併用しています。
塾のメリットも捨てがたいし、スタディサプリのメリットもほしい…そんな方も多いようです。
学校の授業が第一で、その次に塾の授業、補助としてスタディサプリ。
そんな使い方が理想のようです。
【結論】スタディサプリは、学校の代わりにはならない
スタディサプリをやっていても、学校に行かなくていいことにはなりません。
中学校までは、義務教育。
親の義務であるだけでなく、バランスの取れた教育をすべての子どもに与える意味で、とても重要です。
勉強以外にも、部活や行事、友達や先生との交流、文化・芸術に触れるなど、幅広い経験ができます。
学校生活に戻りやすくなるためのサポートとして、スタディサプリを活用していきます。