こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
銀行のATMで、キャッシュカードの忘れ物を見つけました。
きっと、落とし主は困っているでしょう。こんな時、どうするべきか迷いますよね。
私は、事前に対処法を知っていたので、冷静に行動できました。この記事では、まだ知らないあなたのために、「銀行のキャッシュカードを拾ったらどうするか」をまとめます。
知っておくと、いざという時に慌てず対処できますよ。
銀行ATMで、誰かの落とし物のキャッシュカードを発見
先日、ツイッターでこのようにつぶやいたところ、大きな反響をいただきました。
夫に話したら「ATMってキャッシュカード回収するんや。知らんかった」と言ってたので、まだ知らない方もいるかもしれません。そんな方のために、書いていきますね。
ATMに備え付けの電話機で連絡。コールセンターの方の指示に従おう
結論は、前述のツイートが全てです。
ATMに備え付けの電話機は、受話器を上げるだけで銀行のコールセンターにつながります。
通常は、ATMの操作が分からないとき、不明なエラーが出たときなど、ATM使用上の困り事に対応してくれます。
まず、「当行のキャッシュカードかどうか」を聞かれます。当然のことながら、自分のとこの銀行のお客様でなければ、対応できないからです。
銀行は、契約している顧客の登録情報を元に、持ち主に連絡を取ります。もともと、この銀行のお客様ではないとしたら、連絡の取りようがないのです。
見つけたカードの情報を聞かれる
自行のキャッシュカードであることが確認できたら、落とし物のカードについて質問されます。
私の場合は、キャッシュカードとクレジットカードの一体型のカードを拾いました。そのため、両方の番号のヒアリングがありました。
- カード番号(銀行用・クレカ用両方)
- クレジットカード有効期限
- カード名義人
クレカ一体型なんて、悪用されたら一大事ですよね…。
ATMをいったん止めるので、自分の用事が済んでから連絡しよう
確認が取れたら、いよいよATMにカードを回収させます。
ATMで、キャッシュカードを回収する際、一度機械をストップします。
そのため、もし私が、振込手続きの途中だったりすると、中断されることになります。その点を確認してくれます。
ATMの準備ができたら、キャッシュカードの差込口が光ります。カードを挿入して、完了です。
名前や連絡先は聞かれなかった
警察に落とし物を届けた際は、名前や連絡先を聞かれますよね。
今回も、コールセンターの方に名前などを聞かれるかな?と思いましたが、最後まで聞かれないまま終わりました。
しかし、私も、三菱UFJ銀行に口座を持っています。もし、銀行側が私に連絡を取ろうと思ったら、登録情報から簡単に追えるはず。
ATMを使用した記録もあるだろうし、防犯カメラもあります。何かしら、連絡手段はとれるでしょう。
もちろん、何事も問題なかったら、このまま連絡なく終わると思います。
落とし主には、翌営業日に銀行から連絡が入る
私がキャッシュカードを拾ったのは、日曜日でした。銀行は営業していません。
落とし主の方と、無事に連絡がついているといいのですが…。
こういうこともあるので、引っ越しの際の住所変更、電話番号変更など、マメにしておきましょうね。
我が家は、固定電話を解約したあと、銀行に届け出していなかった時期があったので、他人事ではありません。
こんなときどうする?Q&A
今回のような対応で解決すれば良いですが、イレギュラーなケースも出てくるでしょう。
「こんなときどうする?」をいくつか考えてみました。
銀行の営業時間内なら、行員の方に渡そう
ATMだけではなく、窓口もある支店の場合、営業時間内なら、行員の方に渡しましょう。
営業時間外で、もう窓口はシャッターが閉まっている…などというときは、ATMの場合と同じ対応でOKです。
拾ったのが他行のキャッシュカードだったら?
もし、他行のキャッシュカードだった場合も、最寄りの交番に届けるなど、きちんと指示してくれますので安心してください。
ショッピングモール等の中だったら、その施設のインフォメーションカウンターに届けるよう指示されることもあります。
自分が、時間の余裕がないなどで、実行できないこともあると思います。その場合も、罪悪感を覚えなくてOKですよ。
もし、落とし主が探しに戻ってきたら…?
私は、ATMがカードを回収してくれることは知っていましたが、実行するかどうか、ちょっとためらいました。
持ち主が、キャッシュカードがないことに気づいて、取りに戻ってくるかもしれないと思ったからです。
そのとき、私がATMに回収させていたら、「ない…」「どうしよう…」と絶望してしまうかもしれません。
ですが、この落とし主の方が、私の直前にATMを使った人だとは限りません。もしかしたらもっと前に来店していて、ずっと置き去りにされていたかもしれないのです。
その間の、私以外のお客さんは、どうしたらいいか分からなくて、置いたままにしていただけかも。
迷ったけれど、いちばん安全に保護できる手段を選ぼう!と思って、ATMに回収させることを決めました。
どうか、無事落とし主の手元に届いていますように!
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