こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
子どもとスマホとの付き合い方は、子育ての過程で避けては通れません。
我が家は、長男が小学校6年生のときに、自分用のスマホを買い与えました。
周囲を見ていると、小学校高学年〜中学生までの間に持たせるご家庭が多い様子。
「子どもにスマホなんて贅沢じゃない?」「使用のルールってどうするの?」とお悩みの方に、我が家のケースをお伝えします。
この記事を読めば、子どもとスマホとの付き合い方に、ひとつの答えが見つかりますよ。
長男、小学校6年生。みまもりケータイをどうするか問題
長男が小学校2年生に上がる直前に、みまもりケータイを買いました。
学校内の放課後預かりから、民間の学童に移るタイミング。
行動範囲が広がるため、連絡手段・居場所の確認手段として契約しました。
当時は、私がソフトバンクのiPhoneだったので、同じソフトバンクで契約しました。
登録している番号は3つだけ、私の携帯、夫の携帯、ばぁば(私の母)の携帯。
私とばぁばはソフトバンクだったので、通話料無料でした。夫はauだったので、無料ではなかったですが。
通話以外の機能は必要ありませんでした。長男からも、それ以外の使い方をしたいなどといった発想はありませんでした。
みまもりケータイは、子どもの成長の一段階において、それなりに通信手段としての役目は果たしてくれたと思います。
みまもりケータイの役目が終わろうとしている
それから約4年がたちました。私が格安SIMのLINEモバイルに変更したことで、みまもりケータイの通話料がかかるようになりました。
下記が、ソフトバンクの過去6ヶ月の請求金額です。
請求月 | 請求金額 |
---|---|
2017年5月 | ¥1278 |
2017年6月 | ¥2920 |
2017年7月 | ¥2401 |
2017年8月 | ¥1927 |
2017年9月 | ¥2575 |
2017年10月 | ¥3699 |
みまもりケータイは、通話料以外の基本契約だけなら、862円です。(オプション等含む)
私がソフトバンクだった頃は、通話料がほとんどかからなかったため、多くても900円の請求でした。
2017年5月は、私がLINEモバイル・みまもりケータイはソフトバンクに変わった翌月です。ソフトバンクの請求料金は1278円と、さほど上がってはいませんでした。通話料で+400円程度ですから、許容範囲でしょう。
しかし、その頃から、長男だけでなく、小学校2年生の次男も、みまもりケータイを操作して、私や夫に電話をかけてくるようになりました。しかも、かなり頻繁に。
まとまらない長い話を聞くこともあるので、一気に通話料が上がっていきました。
みまもりケータイの通話料が過去最高の3699円に
そして、2017年10月に請求されたソフトバンクの料金は、過去最高額の3699円になってしまいました。
私のLINEモバイルは、月2000円程度の請求です。なのに、通話しかしない、ただのみまもりケータイが、スマホの料金を超えているとは…
実は、月2000円を超えた頃から、気になってはいました。それが、4000円近くにまでなっているとは…。
なんだか妙にもったいない、許せない気持ちになりました。本気でなんとかしなくてはなりません。
親に話したい、という気持ちは大事にしたい
次男から電話がかかってくるのは、学校から帰ってきた15時過ぎのことが多いです。
本来、何気ないことでも親に聞いてほしい、という気持ちは、親としてはありがたいものです。つい、仕事が忙しいと、邪魔扱いしてしまいがちではあるのですが(反省)。
長男くらいの年頃になると、親は話してほしいと思っていても、なかなか言わないことが増えてきます。
通話料がかかるせいで、「ママに電話したらあかん。怒られる」と思ってしまうのは、それこそもったいないです。
ただでさえ、私は外で働いていて、接する時間が短いので、親子のコミュニケーションは密に取らなくては。
とはいえ、仕事で大きな会議があって、次男からの電話に出られないでいたら、15回以上着信があったときは、気が狂いそうになりましたけどね(笑)。
切っても切ってもかかってくる! しかも、抜け出して折り返してみたら「おやつ食べていい?」とかどうでもいい用件でした。
子どもにスマホを与えるということ
みまもりケータイの通話料は、30秒/20円です。
スマホであれば、LINE通話や楽天でんわなど、通話料を安くできるアプリや方法があります。そのため、私と同じLINEモバイルにすれば、月額料金は抑えられます。
しかし、小学生にスマホを買い与えることに、「まだ早いのではないか」「贅沢だ」などと考える親御さんも多いことでしょう。私も、以前はそのように思っていました。
しかし、小学6年生の長男の周囲の子たちを見ていると、子どものスマホ事情は様変わりしています。
過去の固定概念に凝り固まっていてはいけない、と感じます。
小学校6年生はスマホ利用率70%以上
長男の周囲では、すでに自分のスマホを所有している子も相当数います。
他にも、自分だけのものではなく「家のスマホ」として、家族共有のスマホを利用する子もいます。
学校には持っていってはいけないので、常に持ち歩くわけではありません。それでも、放課後や休日は、かなり自由に使っているようです。
少し古い記事ですが、我が子の周囲における体感値と近いです。
平成27年1~2月の、東京都の調査(有効回答1万8612人)では、自分のスマホを持っている子は小6では24.8%だそうです。
2年前なので、今はもう30%は超えているでしょうね。
親や家族のスマホを使っている児童も含めると、小3でも半数以上、小6では73.2%に上ります。
これも今の数値なら80%以上となりそうです。大人でスマホ持っていない人、ほとんどいないですからね。
小学生はスマホで何をするのか?
彼ら・彼女らが、スマホで何をするかというと、友達とLINEでコミュニケーションがメインです。
修学旅行に持っていく私服のこととか、最近手に入れたデュエマのカードの写真を送るとか。まるで高校生ですね。
でも、本人たちには、背伸びしている・大人びたことをしたいという気負いなどは一切ありません。
デジタルネイティブ世代ですから、生まれたときから身近にあったものを使っているというだけです。
禁止するより、付き合い方を教えたい
子どもにはスマホを使わせない、という方針のご家庭もあるでしょう。
ですが、未就学児ならまだしも、小学校高学年ともなれば、いずれ限界が訪れるでしょう。周囲の友達がこれだけ使っているのですから。
親はスマホを使っているのに、子どもには使わせない…それって、納得させることができるのでしょうか。
「どうして自分だけ?」と言われて、有効な回答ができる親は、どれほどいるのでしょうか。
「うちはうち、よそはよそ」なんて、中身があってないような回答です。
自立心が芽生える年頃の子たちです。一律に禁止しても、隠れて勝手に使うようになるだけです。
我が家は、ゲーム機を買い与えたときに、それを嫌というほど学びました。
安全な使い方・危険な使い方を、押し付けではなく、自分の頭で考えさせること。そして、ルールを決めた上で、スマホと上手に付き合っていく方法を教えたほうがいいと思っています。
そんなにうまくいくわけないっていうのは、重々承知です。
ルールを破られることも折り込み済です。でも、一律禁止のまま成長して、親がいないと何もできない大人になるのは困りますからね。
LINEモバイルは2回線目の事務手数料が無料!
LINEモバイルでは、すでに契約している人が2回線目として追加契約する場合に、通常3000円の事務手数料が無料になりました。
家族での利用はもちろん、1人でタブレットとスマホの2台持ちの場合でもOKです。
通常のページから申し込むのではなく、利用者専用のマイページから「追加申込」を選択して、プランなど選んでいくことになります。
また、無料の対象は音声通話SIMのみです。データ通信のみ・データ通信+SMSの両プランの場合は、割引があります。
使用上のルール|使用時間・場所・アプリの利用制限
下記のようにルールを定めました。
- 平日の放課後は、家の外への持ち出し禁止
- 休日は、家の外への持ち出しを許可
- 新しいアプリは、親の許可のもとダウンロードする
- 夜21時以降は使用不可
- 自室・寝室には持ち込まない
平日の持ち出し禁止の理由は、長男が外に持ち出したら、次男が私に連絡できないからです。
また、平日は私が会社にいるため、「スマホをなくした」など、非常事態が起こっても、すぐには対応できません。
我が家は、21時以降はテレビ・ゲームともに禁止しています。夜間使用の禁止は、このままの流れでいけば守れそうです。
今後の成長に伴い、難しくなるときがくるかもしれません。
TwitterなどのSNSは使用しないので、LINEフリープラン1Gで十分
LINEモバイルには、いくつかプランがあります。主要SNSのデータ通信量がノーカウントになる「コミュニケーションフリープラン」があるのが大きな特徴です。
- LINEフリープラン…LINEが使い放題
- コミュニケーションフリープラン…LINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題
私は、コミュニケーションフリープランの3GBで契約しています。
子ども用は、基本的には、Wi-Fi環境のある家の中での使用を想定しています。外で使用する可能性があるのは、週末のみです。
データ通信量はさほど多くならないはずです。最も低い1GBでも十分でしょう。
LINEモバイルでは、データ通信量を家族や友人に分けてあげることができます。
私は、毎月データ通信量が余っているので、いざとなれば分け与えても良いかもしれません。
※その場合は、データ量が増えてしまった理由を突き詰める必要がありますが…。
また、子どもたちには、Twitter等のSNSをまだ使わせるつもりはありません。コミュニケーションフリープランは必要ないでしょう。
LINEフリープラン/1GBにすることにします。
データ通信量 | データ通信+SMS機能プラン | 音声通話付きプラン |
---|---|---|
1GB | 620円 | 1200円 |
LINEモバイルはフィルタリング機能が充実!
LINEモバイルの契約者が大人(私)であっても、別で「利用者登録」が可能です。
LINEモバイルでは、利用者が18歳未満の場合、フィルタリング機能を無料で提供しています。どのプランでも関係ありません。
「i-フィルター」というもので、自分で契約すると月360円かかります。
他のキャリアで付帯サービスとして契約できるフィルタリングよりも、高機能なのが特長です。
子どもに初めてスマホをもたせるからには、フィルタリング機能は必須なので、LINEモバイルは最適ですね。
i-フィルターで利用できる機能は下記となっています。有償版と変わりありません。
- 年齢別・カテゴリ別に自動でフィルタリング(WEBサイト・アプリ)
- 見せても良いサイト・良くないサイトの登録
- 料金の支払いが発生するページをブロック
- 保護者のスマホ等からリモート管理
- 利用時間制限(端末自体・ネットのみいずれも可)
- 通話の発信・着信履歴
- GPSで位置情報履歴を確認
- 利用状況をメールで通知
このi-フィルターを無料で利用するためには、必ず、子どもの名前や年齡での利用者登録が必要です。
私は契約時、面倒くさがって、自分の名前のまま登録を進めそうになりましたが、ちゃんと長男の名前や生年月日を入れておいてよかったです。
あとから変更もできますので、うっかり大人のままで進めてしまっても大丈夫ですよ。
スマホとの上手な付き合い方を身につけて、共存してほしい
今の親世代である30~40代の方が子どもの頃は、スマホなんてありませんでした。
それどころか、パソコンだって出始めだった、という方もいるかもしれません。
ところが、今の子どもたちは、生まれながらにしてパソコンやスマホが身近にあります。
遠ざけようとしても、もはや生活になくてはならないものになっています。
私たち世代は、高校生にならないと携帯を持たせてもらえなかったり、制限を当たり前のように受け入れていた気がします。
でも、その一方で、大人になってから出会ったスマホに夢中になり、時間を浪費してしまう人もいます。
今の子どもたちは、大人にならないとスマホに触れられないなんて、ナンセンスだと言うでしょう。
だからこそ、上手な付き合い方を早くから教えて、自律心を持ってスマホと共存してほしいと考えています。
なおかつ、みまもりケータイにかかっている、月2000~3000円の通話料も、少し軽減できればなおのこと良いですね!
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私がソフトバンクをやめてLINEモバイルにしたことで、結果的にみまもりケータイの通話料は高くなりましたが、それでも月当たり6000円程度月額料金が抑えられています。
スマホは充電がすぐなくなるのがネックですよね。
特に、子どもが好きな、ポケモンGOなどの位置情報利用アプリは、ソッコーで電池20%くらいになってしまいます。
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