こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
2018年から始まった「つみたてNISA」は、年間40万円×20年間、投資額に対して非課税になる制度です。
通常NISAと、つみたてNISA。それぞれ、1年毎に変更・異動できることをご存知ですか?
- 変えることでメリットはあるの?
- 移行手続きの4ステップ
- どのくらい期間がかかるか
この記事を読めば、NISA口座の異動について、バッチリ理解できますよ。
SBI証券のNISA口座からセゾン投信のつみたてNISAへ移行
私は、2017年9月に、SBI証券で通常NISAの口座を開いたばかりでした。
2018年からできる、つみたてNISAは、私の投資スタイルに合っていると感じます。
それに、2017年4月から、月2万円特定口座で投資している「セゾン投信」の実績がすごく好調です。
「つみたてNISA」は、セゾン投信の長期投資の理念とも一致していて、つみたてNISAを積極的に拡販しています。
SBI証券のNISA口座を、セゾン投信のつみたてNISA口座に変更することにしました。
セゾン投信の実績。年利回り7%超え
2017年4~10月 投資実績 | 投資額 | 評価額 | 利回り(年) |
---|---|---|---|
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | ¥140,000 | ¥147,675 | 7.83% |
セゾン資産形成の達人ファンド | ¥10,000 | ¥10,234 | 3.34% |
バランスファンドの「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」では、たった7ヶ月ですが、目標とする年利回り7%を超えています。
スポット購入した、アクティブファンドの「セゾン資産形成の達人ファンド」は、まだ投資してから1ヶ月ですが、少しずつ増えています。
これは、期間が経過して、追加投資したら、もっと増えてくれるでしょう。
変更手順を4ステップで解説!
実際に、NISA口座を他の金融機関に移すには、どのように手続きしたら良いのでしょうか。
- 今の証券会社にNISA口座の解約を申し出る
- つみたてNISA口座を開設したい金融機関に、つみたてNISA申請書を請求する
- 「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が送られてくる
- 書類審査・税務省への申請後、つみたてNISA口座開設
順を追って説明しましょう。
Step1.今の証券会社にNISA口座の解約を申し出る
SBI証券のカスタマーセンターに電話をして、NISA口座を解約したい旨を伝えます。
オンラインでできる証券会社もあるのかもしれませんが、SBI証券は電話でしか受付がありませんでした。
解約についての説明を受けたあと、手続きが行われます。
後日、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が郵送されてきます。
移行したい年の、前年9月までなら、「勘定廃止通知書」が送られてきて、スムーズに移行できます。
私の場合は10月中旬に電話してしまったので、SBI証券での2018年のNISA口座が開設されたあとに、廃止することになりました。
その場合は「非課税口座廃止通知書」になります。
Step2.つみたてNISA口座を開設したい金融機関に、つみたてNISA申請書を請求する
つみたてNISA口座を開設したい金融機関に、すでに口座を持っているかどうかで手続きが変わってきます。
私の場合、セゾン投信の口座をすでに持っています。
マイページの「登録情報一覧・書類請求」から、つみたてNISAの申請書を請求することができます。
まだセゾン投信で口座をお持ちでない方は、セゾン投信公式サイトから資料請求ができます。
その際、通常の口座(一般or特定)も一緒に開設する必要があります。
Step1.で請求した、旧NISA口座のある証券会社からの資料が届くまで、しばらくかかります。
それまで、大事に保管しておきましょう。
Step3.「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が送られてくる
Step1.でSBI証券に請求した、「非課税口座廃止通知書」が届いたのは、約3週間後でした。
ここで、Step2.でセゾン投信に請求した、つみたてNISAの申請書が登場します。
下記を同封して、セゾン投信に郵送します。
- SBI証券に請求した「非課税口座廃止通知書」
- セゾン投信に請求した、つみたてNISAの申請書
- 定期積立プランの申込書(つみたてNISAは毎月積立のみの契約のため)
- 身分証明書(運転免許証など)
- マイナンバー(セゾン投信に未提出の場合)
私は、特定口座開設時に、セゾン投信にすでにマイナンバーを提供済でした。
なので、今回は必要ありません。
Step4.書類審査・税務省への申請後、つみたてNISA口座開設
書類を郵送したら、あとは待つだけです!
私がつみたてNISA口座を開設したときには、1ヶ月以上かかると言われました。
2018年から新しく始まった制度なので、混み合っていたみたいです。
以前、SBI証券で現行NISA口座を開設したときには、3週間程度で開設できました。
また、年末近くなってから、手続きをすると、翌年頭からのつみたてNISA開設に間に合わないことがあります。
前年11月末までに、申請書が新金融機関に到着しないといけないそうです。
私は、11月前半に書類を郵送したあと、しばらく音沙汰がない状態でした。
でも、2018年頭からのつみたてNISAスタートに間に合いましたよ。
つみたてNISAをどう使うか?
つみたてNISAは、あらかじめ決められた金額の積立投資でしか買い付けができません。
年間40万円を、うまく使い切るために、つみたてNISAで分散投資!年間40万円ピッタリ使い切る設定方法を考えてみました。
この設定方法なら、40万円きっちり無駄なく投資できます!
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド…75%
- セゾン資産形成の達人ファンド…25%
リスクヘッジにちょうどいいバランスで、分散投資が可能です。
非課税枠を上手に活用して、コツコツ資産形成しよう
「貯蓄から投資へ」の流れを加速させるべく、新しい制度がどんどんできていますね。
一方で、何をどう選んだらいいのか、迷うところでもあります。
私が投資を始めた年に、つみたてNISAができたのはラッキー!
少しずつ慣れてきたところだったので、ちょうどよかったです。
切り替えの判断も、これまでの実績を元に考えることができました。
投資は、上り調子なときもあれば、低迷する局面もくるでしょう。
それでも、長期投資をしていれば、いつかはまた上がるわ~と思えるのがいいところです。
新しい制度の流れに乗りながら、賢く資産を増やしていきたいですね。
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別で、子どもたち名義のジュニアNISAもあります。
月1万円×12ヶ月×子ども2人分=年間24万円です。児童手当の受給分を充てています。
少しでも学費の足しになるよう、地道にコツコツ積み立てていきますよ。
会社では、10月から企業型確定拠出年金の制度が始まったばかりです。
そちらに給与天引で、月3万円×12ヶ月=年間36万円を拠出します。
非課税で運用できるのが最大のメリット。
天引きされる社会保険等が若干減り、手取りが増えることになります。 老後資金を効率的に貯めることができますよ。