こんにちは、シーアです。(@seer1118b)
若者に、コツコツ積立投資が広がっているという、明るいニュースです。
20代・30代の方の中には、将来のお金の不安を抱えている人も多いでしょう。
年金がもらえなくなるのではないか、生活費はいくらかかるのだろう、など…。
若いうちから少額で投資を始めることで、その悩みを軽減することができます。
この記事を読んで、投資にトライしてみてほしいなと思います。
20代の6割以上が積立投資を実践している
東証マネ部さんの記事です。現役投資家799名を対象とした、投資についてのアンケートを元にしたものです。
大手運用会社のスパークス・アセット・マネジメントが『日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2017』において、全国の20~79歳の投資経験者1000人にアンケートを実施しているので、以下でその調査結果をご紹介しよう(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)。
元となったデータは、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査 2017」です。
中でも、積立投資に関する項目に注目です。
積立投資(=毎月決まった額をコツコツ投資)をしているかどうかという問いで、「行っている」と答えた人が、20代では62.3%となっています。
これは、ほかの全ての年代と比べても、最も高い割合です。
30代でも40.2%となっています。
若ければ若いほど、複利で資産を増やすのに十分な時間が残されています。積立投資で重要なのは、ドルコスト平均法によるタイミング分散ですから。
つみたてNISAに追い風
2018年からは、新しい制度「つみたてNISA」が始まりますね。
年間40万円、最長20年、非課税で投資できる制度です。「つみたてNISA を利用したいと思うか?」という問いの回答がこちらです。
こちらも、最も割合が高いのは、20代の若い層です。
20代の現役投資家の45%が「つみたてNISAを利用したい」と考えています。
20年間もの非課税期間があるので、長期的な資産形成をしたいと考える方のニーズに合っているといえますね。
また、投資離脱者(=投資を一度はやったことがあるけれど、何らかの理由で離脱してしまった方)にも同じ質問をしています。
投資離脱者の21.9%に、つみたてNISAの利用意向があります。
つみたてNISAの導入が、投資市場に戻ってくるきっかけになるかもしれません。
「利用する」「利用予定」ではなく、「利用したい」と願望の問いになっています。
この回答をした人たちが、実際に利用するかどうかは分かりませんが、少なくとも、否定的ではないのは確かです。
もっと早く投資を知りたかった
私には、リアルで会える投資仲間がふたりいます。
私を含め全員が30代後半の働くママであり飲み友達です。
他のママ友には、投資をやっているとか普段あまり話せません。
でも、彼女たちなら、ほぼ同時期に投資を始めた同志なので、なんでも話せます。
3人の共通の意見は、これに尽きます。
「もっと早く投資を知りたかった!!」
私は、これまで、定期預金くらいしかしたことがありませんでした。
20代の頃から、コツコツ投資するという手段を知っていたら、今頃、子どもの学費や老後資金のことは、ある程度見通しが立っていたでしょう。
思い返してみれば、かなり無駄遣いもしました。
投資を知った今だからこそ、過去を思い返して、ないものねだりをしてしまいます。
投資をする前より、始めたあとのほうが、節約をしようという気持ちも強くなりました。
昔の私に、もっとマネーリテラシーがあれば、夫の借金にも早めに気付けたかもしれません。
そもそも、夫も、妻がお金のことを常々考えていると分かっていたら、「バレるかもしれない」と察して、借金なんてしようとしなかったかも。
全て、「たられば」ですが。
リーマンショック時に投資をしていた人が今勝っている
私は、27歳頃にリーマンショックを経験しましたが、そのときは投資なんてしようとも思いませんでした。
その前から投資を続けていた人たちは、今の株価の上昇に合わせて、大きな資産を築いています。
いいなぁ…とも思いますが、私が実際にリーマンショックを目の前にしたら、怖くなって投資を続けていられなかったかもしれません。
結果的にV字回復すると知っている今だから、何とでも言えますが、先が見えないときの当事者の恐怖は計り知れないものがあります。
年齢も経験も重ねて、ある程度落ち着いた今だからこそ、冷静に考えられる…と、いい方に考えておきましょう。
投資を始めるなら、早いうちにスタートしてほしい
投資を始めるのは若ければ若いほどいいです。
100円からでも投資ができる時代です。
お金がなくても、フリーターでも、投資はできます。
少しずつ始めてみて、余裕ができたら増額すればいいのです。
余裕なんてできっこない、と思うなら、ずっと100円のつもりでいてもオッケーです。
でも、きっと、始めてしまえば、少しずつ増えていくのが嬉しくなって、増額したくなります。
投資にハードルを感じていたとしても、徐々に慣れて、気持ちも楽になります。
その一歩が、あなたの未来を変えるはず。
30代以上でも諦めない。人生で一番若いのは今。
でも、もし、今すでに30代以上だったとしても、諦めないでほしいんです。
投資という選択肢があるってこと、以前の日本の教育や仕事の中では、なかなか知るきっかけがありませんでした。
「お金持ちがするもの」「賭けに負けたら損をするもの」「相場を読める人じゃないと無理」と思っていませんでしたか?
だから、限られた人しか、投資にチャレンジすることがありませんでした。
でも今は、NISAやiDecoなどの非課税制度が充実し、低コストファンドが多く出てきて、庶民でも手が出しやすくなりました。
初心者向けの書籍も多く出版されています。
インデックス投資を長期的に積み立てるなら、リスクを抑えながら資産形成が可能です。
今始めれば、10年後には投資家として経験を10年積んだことになります。
相場の上がり下がりを経験して、少し心が強くなるでしょう。
迷った結果、投資を始めなければ、10年後も投資未経験のままです。
そうなったら「あのとき始めていれば」と思うのではないでしょうか。
これからの人生で、いちばん若いのは今です。
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