こんにちは。シーアです。(@seer1118b)
私の勤め先は、企業型確定拠出年金に加入しています。
同僚も、同じように確定拠出年金に加入しているはずですが、なかなか投資のことは聞きにくいものです。
そこで、この記事では、企業型確定拠出年金の2ヶ月間の運用結果を公開します。
企業型確定拠出年金、2ヶ月分の拠出で+874円
10月に口座開設、11月から掛金の拠出が始まったばかりの、企業型確定拠出年金。
私の会社でのMAX拠出額である、月3万円を拠出しています。
2017年は、11月・12月しか掛金を拠出していません。
- 元本…月3万円×2ヶ月分=6万円
- 資産評価額…6万874円
- 評価損益…+874円
目指すアセットアロケーションは、株式7:債券3
現在の、確定拠出年金内でのアセットアロケーションは下記となっています。
- 国内債券 27.9%
- 国内株式 35.5%
- 外国債券 2.8%
- 外国株式 31.0%
- その他 2.8%
当初は、株式7:債券3のバランスを目指していました。
国内株式の割合が多すぎる気もしますが、そのへんはあまり決めていませんでした。
この管理画面、「外国」ってひとまとめにされています。
「その他」は、8資産均等ファンドに投資したときのREITだと思います。
たった2回の拠出なのに、なんかいじりたくなってしまって、運用商品や割合をちょこちょこ変えていたので、中途半端な資産配分になっています。
といっても、スイッチング(後述)したわけではなく、翌月分以降の掛金に反映される運用商品配分を変えただけです。
でも、放っておけなくて触ってしまうのは、なんとかしないとですね。
安心してほったらかしにしたいのにな。
スイッチングとは、資産を売却して別の商品を買い付けること
これまでに積み立ててきた資産を売却して、別の商品に変更することです。
例えば、先進国株式のAファンドを一部売却して、その費用を元手に、新興国株式のBファンドを買い付ける、といったようなことです。
全体の資産額は変わらないまま、中身の資産配分を変えることができます。
私の場合は、まだそれほど資産が積み上がっていないので、スイッチングをするのはまだまだ先になりそうです。
自分の目指す資産配分からズレてしまって、修正したいときに、スイッチングを行うこともあるでしょう。
また、給付開始年齢の60歳が近づき、値上がりした資産の利益分を確定したいときにも、スイッチングは有効です。
せっかく25年も拠出してきたのに、受取時に暴落があって値下がりしていたら、泣くに泣けません。
50代くらいになったら、含み益のあるファンドは一部売却して、確定拠出年金内で定期預金にスイッチングしようかな。
定期預金は、利率はさほど良くないけど、元本保証の安心感があります。
確定拠出年金は60歳まで払い出し不可
確定拠出年金の掛金は、NISA等と違って、売却して現金として手元に戻す事はできません。
できることは、確定拠出年金の口座内でスイッチングするくらいです。
資産流動性という意味では、デメリットです。
ですが、老後のための資産に手を付けられないでいられるので、強制的に積み上がっていくのがメリットでもあります。
年末調整の結果、約1万3000円還付されました
確定拠出年金では、節税効果が期待できます。
- 10月(確定拠出年金が始まる前)
- 11月(確定拠出年金が始まった後)
…給与額を比較してみましたが、1340円しか所得税は減っていませんでした。
その理由は、税徴収の制度にありました。
今、給与天引きされている所得税は、昨年の収入を元にした暫定のもの。
今年の収入が確定したあと、年末調整で実際の納税額が確定し、還付もしくは追加徴収されることになります。
もし、私が今の収入額のままで、月3万円×12ヶ月=年間36万円、掛金を拠出し続けたとしたら、節税額は年10万8000円、月換算9000円になるはずです。
実際には、賞与など含めますので、月換算は若干のズレが生じます。
詳しい計算方法は、企業型確定拠出年金スタート!節税効果はいかほど?本当の効果はこれからだ!を参照下さい。
2017年は、11月・12月しか掛金を拠出していませんので、2ヶ月で月1000円強の所得税減に加えて、年末調整で約1万3000円の還付なら、だいたい計算が合います。
今後の資産配分に迷う…どう運用していくかの選択肢
節税効果を最大化するためには、なるべく掛金を減らさないで、今後も継続して月3万円の拠出を続けていきたいです。
問題は、この3万円をどう振り分けて運用していくかです。
そもそも、自分の資産の中での、確定拠出年金の位置付けから決めなくてはなりません。
- つみたてNISAなどの他の投資枠と合算して、自分の全資産としてバランスを考える
- 確定拠出年金はそれ単体でバランスをとることにする
確定拠出年金だけ独立させていても、結局は私の資産があちらこちらに分かれて存在しているだけになってしまいます。
定期預金や普通預金に入れている現金まで含まないと、自分の資産がどれだけあるのか、わからなくなりそうです。
とにかく、全体像を把握しておきたいなって思います。
バランスファンドはやっぱり便利
こうして考えてみると、バランスファンドはよくできているなぁと感心しちゃいます。
リバランスも含めてお任せしてしまえるのは、楽チンです。
セゾン投信の、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドをメインの投資先にしています。
つみたてNISAでも、セゾン投信を選んでいます。
ごちゃごちゃ考えなくても、自動的にいい塩梅にしてくれています。
しかも、私が保有しているファンドの中でも、いちばん含み益が多くなっています!
年利6.25%で増えてくれています。
信託報酬0.60%±0.02%で、最近のインデックスファンドよりも高いコストです。
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企業型確定拠出年金が導入されていない会社にお勤めの方も多いと思います。
そんな方は、個人型確定拠出年金(iDeCo)がおすすめです。
企業型と違って、投資できるファンドが多く、自由度が高いのが特徴です。